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日本は世界の「自然化大国」目指せ

未活用資源の「虫」に注目する赤池学さん

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2012年6月18日(月)

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日本は生物資源の中で有望な「虫」の研究で世界トップを走る。農林水産系の知的財産を生かし、「自然化社会」をリードすべきと説く。

(聞き手は斎藤正一・日経BP環境経営フォーラム事務局長
/構成・文、小林佳代)

3.11後、“最適化幻想”も崩壊

赤池 学氏
ユニバーサルデザイン総合研究所所長、科学技術ジャーナリスト。1958年東京都生まれ。「生命地球主義」「自然に学ぶものづくり」などを提唱する(写真:中島正之 )

 グリーンエコノミーは社会進化の必然というのが私の考えです。

 20世紀までの社会は「自動化社会」。自動化を進め利便性、効率性を向上させてきました。しかし環境破壊など負の遺産も抱えてしまったことから、その反省として個人と社会、人と技術、自然とバランスを求める「最適化社会」へと移行してきました。

 ところが「3.11」後、その“最適化幻想”も崩壊しました。これからは自らグローバルに情報を集め、計画し、行動する「自律化社会」に入っていきます。フロントランナーはコストがほとんどかからない生態系サービスや自然のメカニズムを活用する方向に向かう。つまり「自然化社会」に進みます。自然化社会とはグリーンエコノミーそのものです。

 地下資源は枯渇しますが、生物資源は適切にマネジメントすれば保全・増産・改変でき持続可能性が高い。日本は“国丸ごと生物多様性”のサンクチュアリですから、グリーンエコノミーのリソースは十分にあります。注目すべきは「虫」。生物界の75%を占めながら、養蜂、養蚕、食用にしか使われていない「未活用資源」だからです。

 生物多様性の中から生まれるモノづくりは4種類に整理できます。生物の形や構造を真似る「バイオミミクリー(生物模倣)」、生物の機構や設計思想を活用する「バイオインスパイアード」、生物そのものを使う「バイオユース」、自然の循環やメカニズムに寄り添う「バイオガイデッド」です。

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