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中国初のスマホ利用実態調査結果が明らかに

1日の平均利用時間は150分超、半数が有料アプリも利用

  • 坂田 亮太郎(北京支局長)

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2012年6月18日(月)

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 「プルルルルルル…」――。電車の中でこんな呼び出し音が鳴ると、もぞもぞとポケットを探ったり、カバンの中を覗たりする人。携帯電話(以下、ケータイ)が日常生活に入り込んで以来、こんな光景は珍しくなくなった。

 3年前の2009年、私が中国にやって来た時は少し事情が違っていた。「プルルルルルル…」という音ではなく、「タララン トゥン タララン トゥン タララン…」というやや間延びしたメロディーが、携帯電話の呼び出し音の代名詞だった(実際の音はこちら。ただ、ネット環境によってはアクセスできないかもしれません)。これはノキアの携帯電話端末で初期設定されている呼び出し音だ。街中のいたるところでこの「タララン…」というメロディーが聞こえていたのだから、当時はそれだけノキアのシェアが高かったという証でもある。

 それが最近、この「タララン…」をほとんど耳にしなくなった。代わりに聞こえて来るのは米アップルの「iPhone」の初期呼び出し音である「マリンバ」だ。先日、空港ロビーで搭乗を待っていた時だった。マリンバの「ツッチャッチャラララッチャラララッ…」というメロディーがどこからともなく流れてくると、周囲の人が一斉に自分のスマホをチェックする光景を目にした。中国の一般大衆にすれば高額のiPhoneはまだ高嶺の花だが、ここまで普及してきたのかと私は一人感心した。

 こんなことを書いていると、読者の皆様には、「タララン」とか「チャラララ」とか言ってないで、早く「その中国で初めて明らかになったという携帯電話の利用状況とやらを、数値を基に、論理的に示せ」と叱られそうだ。ただ、中国でもスマホへのシフトが急速に進んでいる雰囲気をちょっとお伝えしたかったのである。では、さっそく始めさせていただく。

 まず、中国インターネット情報センター(CNNIC)が4月5日に公表したデータによると、2011年末時点で携帯電話を使ってインターネットを利用している人は3億5558万人に達した。伸び率は鈍化してきているものの、前年末に比べて17.5%の増加となった。

 2012年1月末時点で中国における携帯電話の契約数は9.9億件に達したので、単純計算すると4割弱の利用者がケータイでネットを使っていることになる。中国では、日本で普及しているケータイメールは使われていない。その代わり電話番号宛てに単文を送受信するSMS(ショート・メッセージ・サービス)が広く使われている。そう考えると、かなり高い割合の人がケータイ端末でネット検索やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使っていることになる。

 企業でマーケティングにかかわっている人からすれば、以下のような疑問が当然のことながら浮かび上がってくるだろう。

「スマホスマホって言うけどさ、実際の普及率は何パーセント?」
「ユーザーは1日に何時間、スマホを使っている?」
「アプリは数多くあるが、有料アプリは本当に使われているの?」

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