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決められないリーダーのための決定学

2012年6月29日(金)

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 決定とは、人や組織が次の行動を決めるために、複数ある選択肢の中から1つを確定することです。つまり、次の行動を伴わなかったり、選択肢が1つしかなかったりするのは、決定ではありません。私たちは、日々、どれだけ量の決定を行っているでしょうか。そして、その決定は正しく行われているでしょうか。

 私は、経営コンサルタントとして、企業経営の決定の場面に関係することが多いのです。もちろん、自分自身の決定も、日々繰り返しています。常に心がけていることは、正しく決定をすることよりも、正しい決定することが大切だということです。

 何を見て、何を感じて、何を考えて決定すればいいのでしょうか。私の専門である「ファンクショナル・アプローチ」の考え方から言えば、「カタチを見るな。ファンクションを見よ」となります。ファンクションと呼ぶ本質をとらえて、決定することが大切なのです。ビジネスでもプライベートでも、同じです。

 あなたは、ファンクションをとらえていますか。もし、既にとらえているのであれば、このコラムを読んでもう一度、思い返してください。もし、いまだとらえていないのであれば、このコラムを読んで是非、身につけてください。それがあなたの最初の決定です。

明日の決定学

 これからの時代を乗り越えていくために、「決定」に焦点を当ててみたいと思います。この決定は身近な決定というよりも、自分や組織に大きな影響を与えるような決定です。どの企業に就職するのか、新しいビジネスドメインに進むのか、事業を撤退するのかと言ったものです。
 右の道を進むか、左の道を進むか。間違った道を進みたくはありません。ただ、今の時点ではよく分からない状況です。その時、あなたは自信を持って決定できるでしょうか。明日自分がどうなっているかと言うことに、責任を持てるでしょうか。

決定と選定は違う

 選定は、決定ではありません。選定とは、次の行動を取りうる選択肢を作るために、多くの候補の中から、決定できそうなものを選び出すことです。選定がうまくできると、決定が容易になります。そのためには、多くの候補を適切に集めなければなりません。そして、その中からより決定しそうな候補を的確に絞らなければなりません。

 もし仮に、優れた選定プロセスが出来上がっているとすれば、決定を不要にすることができます。なぜなら、選択肢が1つに絞られるからです。そしてそれは、マニュアル化し、機械化し、アウトソース化していくことが可能になります。

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「決められないリーダーのための決定学」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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