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ここは裸が正装だ

一挙公開、1泊15万円の温泉リゾート

2012年6月25日(月)

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 過疎地の山に1泊15万円の温泉リゾート「天空の森」を創設した田島健夫社長の半生を、6月25日号の「旗手たちのアリア」で書いた。経営哲学は紹介したが、どんな施設だろうか。一挙に公開したい。田島社長は言う。「裸で過ごして」と。

 鹿児島空港からタクシーで約20分。温泉地として知られる霧島のはずれにある牧園町に着く。雅叙苑観光を経営する田島健夫社長はバブル経済崩壊直後の1993年、日本にただ1つのリゾート施設を作ると周囲の山を買って開墾を始めた。2004年から1泊15万円で集客を開始し、国内外の著名人から高い評価を得た。東京ドーム13個分の敷地に、わずか3部屋の宿泊施設。なかなか足を運ぶチャンスがないかもしれないが、まずはこの記事で施設の中を是非のぞいてみてほしい。

 5月末。鹿児島空港からタクシーに乗って「『天空の森』に行って下さい」とお願いすると、「ああ、あそこの山のところでいいのかね」との返事がきた。地元のタクシー運転手さんも場所はだいたいわかっていても、施設の中まで訪れた人はほとんどいないようだ。実際に山道をしばし走ると、着いたのはどこにでもありそうな山の前。そこで降車し、フロントに電話して待っていると、ゴルフ場のカートを改造した「送迎車」が来た。入り口のチェーンが解かれ、整備された竹林を横目に少しずつフロントがある山の高みに向かっていった。

(写真はすべて松隈直樹)

ヘリポート用の敷地も

 その途中には、鴨が気持ちよさそうに泳ぐ池があり、段々畑が遠くにみえる。池の隣にある少し広い敷地は、ヘリポートになっており、顧客の要望があれば、天空の森から桜島や屋久島、種子島への周遊にも応じるという。所要時間2時間半の屋久島周遊コースが最も高く、価格は宿泊代とは別に87万円かかる。

 フロントで田島社長と少し話した後、広大な施設を案内してもらう。天空の森は、日帰り用の2つの施設と、宿泊できる3つの部屋にわかれる。まずは日帰り用の施設をのぞいてみよう。

 日帰りは「野遊び」プランと称し、最低価格は日中4時間、1人3万1500円で利用が可能だ。田島社長が経営している別の温泉旅館「雅叙苑」の顧客に加え、一般の外部客も対象としており、ピクニックとして楽しめる。「つばめの巣」という施設を訪ねた。

 大人が遊べる滑り台があり、そのうえには食事もできる空間を用意した。360度の視界いっぱいに緑が広がっている。木々が重層的にみえ、もっと遠くには霧島連山が持ち構える。深緑が美しい。隣にはブランコもある。ピクニックプランで遊びに来た顧客も、山の中にある露天風呂に浸かって、のんびりと過ごせる。

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「ここは裸が正装だ」の著者

馬場 燃

馬場 燃(ばば・もゆる)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社の経済部などを経て、2012年4月から日経ビジネス記者。電機・IT業界を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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