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会議をしている場合ではない! 震災復興と企業改革はスピードで臨め

【特別対談】横山信弘×西條剛央(前編)

2012年6月28日(木)

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 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の代表を務める西條剛央氏。心理学と哲学を専門とする早稲田大学大学院の専門講師でもある同氏は、独自のメタ理論「構造構成主義」を用いて日本最大級のボランティア組織を立ち上げ、「物資支援プロジェクト」「家電プロジェクト」「重機免許取得プロジェクト」など、実効性の高いプロジェクトを次々と成功させた。

 被災者支援のカギはスピードだ。ふんばろう東日本では、“会議”に頼らず、多数決は行わない組織運営を徹底して、スピードを実現した。

 一方、日経ビジネスオンラインの連載コラムで、日本企業を疲弊させている会議を極力減らし、スピードを取り戻そうと主張。読者からの反響の余勢を駆って、コラムと同タイトルの書籍『脱会議 今日からできる! 仕事革命』をこのほど出版した横山信弘氏。

 問題意識を共有する2人に、これからの組織運営のあり方について論じていただいた。

(構成は、大熊信=ライター/編集者)

経営のスピードが問題となっている中、横山さんが書かれた『脱会議 今日からできる! 仕事革命』という本を、西條さんはどのように読まれましたか?

西條:ありそうでなかった本ですよね。面白かったです。

横山:ありがとうございます。

西條:企業に限らず、いろいろな組織で、「方法の自己目的化」ということがしばしば問題になりますが、その典型が会議なんだなと思いました。会議を開くことが目的になってしまう。

 無駄な会議ができてしまう条件があると思います。この本を読んでいて思い出したのが、僕が大学院生の頃、周りの学生がよくやっていた読書会。将来の目標が専門家として身を立てることだったら、やはり競争で勝たなければいけませんよね。

 それなのに、みんなで同じ本を読書会で読んでいるんです。それで専門家として飛び抜けることができるのかな、と思っていました。もちろん、一定の意味はあると思いますが、そればかりやって肝心の研究をしない、論文を書かないというのであれば、何のためにやっているの、ということになります。それなりに充実した時間を過ごせちゃうので、読者会自体が目的化してしまう。

 本当は時間は限られているのですが、大学院生は、同年代の社会人に比べると時間的な余裕があるような錯覚に陥りやすいですから、無駄に会議のようなことをしてしまうのかもしれません。

横山:社会人は時間に余裕がないはずなのに無駄な会議をして、自分を忙しくしていますね。私は「現状維持バイアス」という言葉をよく使います。人間には現状を維持したいという欲求がある。

 過去の歴史や実績があればあるほど、現状維持バイアスが大きくなる。大学もそうですが、歴史のある組織に身を置いているほど、なかなか変われないんじゃないかと思います。

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