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“日本製”というだけでは売れない

現地の実情を直視し、販売戦略の再考を

  • 内山 雄輝

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2012年7月4日(水)

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(前回の中国人を掌握するマネジメントのカギは「欲」から読む)

 いま中国を訪れて消費の動向を調べると、一昔前に比べて大きな変化が生じているのが分かるだろう。かつては富裕層しか買えなかった家電製品などを購入する層が拡大しているのだ。

 これは、経済成長に伴って中国国民の所得が全般的に増えて、購買力が高まってきたからにほかならない。

 では、そうした人たちが購入している製品に目を転じると、まずは中国メーカーの国産品。そして次に多いのは、韓国企業の製品である。家電製品を例に取れば、国産品の次に韓国のサムスン電子やLG電子の製品が売れている。

 一方で、日本メーカーの製品は売れていない。なぜか。答えは至って簡単だ。中国メーカーや韓国メーカーの製品に比べて価格が高いからである。

「中国産」と分かってイメージが低下する日本製品

 こう聞くと、「中国人の購買力がもっと高まれば、日本の製品を買ってくれるはず。所得の増加傾向から見れば、そうなるのも遠い将来ではない」と思う人が多いかもしれない。

 だが、そうはならないのではないかと私は懸念している。1つには、韓国製品はもとより中国製品の品質も向上し、日本製品との差はどんどん縮まっているからだ。

 加えて、日本製品のブランドイメージが中国人の間で急速に低下している。日本製品の大半が日本ではなく中国で生産されていることに気づき始めたからである。モノを買う時にも、彼らが重視するのはメンツであり、他人に自慢できるかどうかである。

 日本製品は「メード・イン・ジャパン」であるからこそ自慢できるのに、「メード・イン・チャイナ」では自慢のしようがない。ならば、国産品や中国人の好みを反映したデザインを採用した韓国製品を買った方がいい。そう考える中国人たちが増えているのである。

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