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「ブレない」「強い信念」は、こうやって印象づけた

小泉純一郎のスピーチをアリストテレスで分析(その2)

  • 武部 恭枝

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2012年7月9日(月)

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 さて一方、小泉総理は、民主党や自民党の抵抗勢力のことを、どのように述べているだろうか。 これも記者会見の総理の言葉から拾ってみよう。

ブレる民主党、主義主張のない自民党の抵抗勢力

「私は改革を推進しようという民主党は、民営化の対案ぐらいは出してくれるのかと思っていました。」

「残念ながら民主党までが民営化反対、民営化の対案も出してくれない。そして自民党の郵政民営化反対、抵抗勢力と一緒になってこの法案を廃案にした。」

民間にできることは民間にと言った民主党までが公社のままがいいと言い出した。」

 こうした言葉で小泉総理が描いた民主党の姿は、「民間にできることは民間に」と言っておきながら、「民営化の対案も出さず」、「公社のままがいいと言い出し」、「自民党の抵抗勢力と一緒」になり、「民営化に反対」し、「法案を廃案」するような姿。言っていることとやっていることが一致していない党の姿である。

 自民党内の抵抗勢力を描いた言葉も拾ってみよう。

 「私は4年前の自民党総裁選挙に出たときからこの民営化の主張を展開して、自民党の嫌がる、野党の嫌がるこの民営化の必要性を訴えて自民党の総裁になり、総理大臣になり、総理大臣になってからも郵政民営化が嫌だったらば私を替えてくれと言っていながら、なおかつ自由民主党は私を総裁選で総裁に選出したんです。」

「総理になって、衆議院選挙においても、参議院選挙においても、この郵政民営化は自民党の公約だと言って闘ったんです。にもかかわらず、いまだにそもそも民営化に反対だと。」

 自民党の抵抗勢力のことは、「民営化を主張する小泉を総裁に選出」し、「衆議院選でも、参議院選でも民営化を公約にして闘った」のに、「いまだにそもそも民営化に反対」するような、主義主張のない、不定見な人々だと描いている。

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