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「正しく決定」より「正しい決定」が大切

2012年7月18日(水)

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 経営者やエグゼクティブリーダーは、企業や事業をマネジメントしていくために、重要な決定を下さなければならない時があります。誰でも決定できるものではありません。責任と権限の下で行わなければなりません。

 そして、決定のプロセスよりも、決定の結果がすべてになります。プロセスに焦点を当てるなら、信頼できる完璧なプロセスが必要です。それができない場合は、結果に焦点を当てなければなりません。さて、あなたはどちらに焦点を当てていますか。

2種類の決定

 決定学で大切なのは、正しく決定したかどうかより、正しい決定をしたかどうかです。決定学を理解するうえで、考えていただきたいのは、その決定が誰のためで、何のためかです。これは、常々私が色々なところでお伝えしているモノですが、決定においても大切なのです。なぜなら、その決定が価値ある決定にするための質問だからです。

 英語でも、「Doing The Things Right or Doing The Right Things」という言葉があります。ご存じでしょうか。「正しくコトを行う」と「正しいコトを行う」の違いを理解されているでしょうか。似て非なるモノなのです。

 いくら「正しく決定」したとしても、それは手段として達成しただけなのです。本来は、その手段により実現される目的が達成しなければなりません。つまり、「正しい決定」の方が上位なのです。言い換えれば、たとえ正しく決定されなくても、正しい決定になっていれば、いいのです。「ルールを守りさえすれば正しい決定になる」とは限らないのです。

 管理者は「正しく決定」することが大切ですが、経営者は「正しい決定」を下さなければなりません。だから、決定学が大切なのです。マニュアル通りに決定をすることは決定学でいうところの決定ではないのです。それは、単なる処理なのです。

常に上位の目的を意識する

 決定にも上位レベルと下位レベルがあります。今、行おうとしている決定がどのレベルのコトなのか、意識しておきたいところです。それはすなわち、その上位の目的を意識できるからです。私たちの日々行っている決定が、正しい決定なのかどうかを見極めることが出来るからです。

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「「正しく決定」より「正しい決定」が大切」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師