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決定のタイミングを逃すな

2012年7月11日(水)

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 決定に重要なコトの1つが、タイミングです。選択に迫られたとき、判断に迫られたとき、NOかGOを決めるタイミングです。ファイナルアンサー? ウジウジしている間に、チャンスは目の前を通り過ぎていきます。

いつ決定するか

 モノゴトの決定には、タイミングと言うのがあります。早すぎると、間違った決定を下してしまいます。遅すぎると、手遅れになってしまったりします。絶妙のタイミングで決定を下したいわけですが、果たしてそれはどのタイミングなのでしょうか。人によっては、自然と肌で感じ取れるような人がいらっしゃいます。でも、それは希なのです。

 ずばり、そのタイミングとは、情報量が不安要素を上回った瞬間です。情報量が少ない状態で、不安要素が多く残っている状態で決断するということは、博打に近いものです。一か八かの決定は、経営者やリーダーが行うことではありません。一方、情報量が増え、不安要素も減っているのに決定しないと、後手になってしまいます。あまりにも躊躇しすぎていると、それは手遅れなのです。絶妙のタイミングと言うのは、情報量が一気に増え、不安要素が一気に減ります。その一瞬が好機なのです。

 時には、情報量が増えなくても、不安要素がそれを下回ってくることがあります。それも、好機です。また別の時には、情報量が多く得られているのに、不安要素がそれをまだ上回っていることもあります。それはまだ早いです。リスクが大きいわけです。

 定量的に図ることはできませんが、定性的に捉えることです。私の経験では、必要な情報量の内、60%が得られた当たりで、不安要素を上回ることが多いです。それも、肌感覚かもしれませんが、経営者やリーダーには必要なスキルです。

3つの性のバランスを忘れない

 この定性的な捉え方で、大切なポイントがあります。それは、3つの性のバランスです。3つの性とは、理性、知性、感性です。定性的なモノゴトと言うものは、常に3つの性をバランスよくしておかないと、フラフラしてしまうので注意が必要です。感性が支配的だと、感情の盛り上がりでタイミングを逃します。周りの言動や自分のこだわりやプライドが、「もうやめだ!」とか「いっちゃえ!」になってしまいます。これは、経営ではありません。マネジメントとは言えません。

 知性が支配的だと、頭でっかちになってしまいます。過去の事例や経験が、目の前にあるデータや情報を鵜呑みにしてしまって、「このままいくと先行き真っ暗」とか「市場のトレンドは上昇している」と考えてしまい、実態を過小あるいは過大に捉えてしまいます。

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「決定のタイミングを逃すな」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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