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Jリーグ流、急がば回れのアジア戦略

1人の情熱が変えた新興国開拓

2012年7月19日(木)

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 ここ最近、Jリーグがアジア攻勢を強めている。

 タイ・プレミアリーグと運営面や競技面に関するパートナーシップ契約を締結したのは今年2月のこと。その後も6月にJリーグの地上波放送を始めたタイを皮切りに、ベトナムや台湾などでの放送開始も控えている。Jリーグメディアプロモーションによれば、今後もベトナムやミャンマーと同様のパートナーシップ契約を結ぶという。

 アジア市場の開拓に取り組んでいる国内企業は枚挙にいとまがなく、今さら感を持つ向きも多いだろう。ただ、短期的な収益を求めていないというところが興味深い。

 地上波中継の放映権料は格安に抑えている。タイ・プレミアリーグとの提携では、指導者の交流に加えて、リーグ運営やクラブ運営、スポンサー獲得などのノウハウ提供を進めることになっているが、それも無償で協力していく。選手OBによるサッカー教室も費用はJリーグ持ちである。

 基本的な戦略は、アジアサッカーの発展に貢献する過程でJリーグの露出を増やし、Jリーグの人気につなげること。マネタイズはファン層が拡大した後に考えるというところを見れば、フェイスブックやツイッターといったIT企業の戦略とそう変わらない。

 この方針は、JリーグメディアプロモーションでJリーグのアジア戦略を率いる山下修作・アジア戦略室長の個人的な思いに端を発している。

 山下氏がアジア展開を模索したのは、Jリーグ公認ファンサイト「J’s GOAL」の編集長を務めていた2008年にさかのぼる(現在も編集長を兼務している)。

 国内市場はリーマンショックの影響でスポンサー獲得が難しくなっていた。その中にあって、アジアを中心とした新興国はリーマンショック後、いち早く回復軌道に乗っている。それを見て、ふとアジア各国の資金をJリーグに導入できないかと思った。

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「Jリーグ流、急がば回れのアジア戦略」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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