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即断即決?沈思熟考?どちらがいいか解説しよう

2012年8月1日(水)

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 速く決めるのが良いか、深く考えて決めるのが良いか。さっさと決めれば粗い検討しかできません。じっくり決めれば遅れをとってしまいます。速くしたいし、考えたい。このジレンマを解消するために、ロジカルに解説してみたいと思います。

巧遅は拙速に如かず

 孫子の言葉です。稚拙でもいいから、素早く事をなすべきだという意味です。どんなにすばらしい成果であっても、遅ければ全く意味がないという意味です。たとえるなら、パーティに間に合わなかったケーキのようなものです。どんな素敵なケーキであっても、遅いのです。少々、難があってもパーティに間に合ったケーキのほうが優るのです。

 もちろん巧(うま)く速いにこしたことはありません。ビジネスには、QCDというのがあります。Quality、Cost、Deliveryの意味です。QとCとDをすべて満たすマネジメントの考え方です。つまり、巧くかつ速くなければならないということです。

 巧遅か拙速か。これをファンクショナル・アプローチで考えると、とても明確なのです。横軸にDを、縦軸にQとした図を書いてみればわかります。そこに、「巧遅」と「拙速」を落とし込んでみれば、一目瞭然ではないでしょうか。ついでに、「QCD」も落とし込んでみました。つまり、それぞれが述べているQのレベルが違います。Dの遅さも違います。
 孫子は、通常のQCDの範疇で言っているのではないということです。QCDがどうしても実現できない時の選択だということです。品質要求を満たすためには、要求納期を超えざるを得ないような状況です。まだ納期があるのに、稚拙なものを出すことは論外です。

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「即断即決?沈思熟考?どちらがいいか解説しよう」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官