• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

世の中の「アイデア発想法」が使えないのは、組織を考えてないから

第1フェイズ「アイデア創出」前編

  • 石井 力重

バックナンバー

2012年7月30日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

日本企業で働く人材の多様化が進んでいる。経歴や国籍も違う様々な人材が集まる組織の中で、ユニークで独自性を持った製品を、そして売れる製品を出し続けるにはどうすればいいのか。これまでのハイコンテキストな単一民族の企業とは違う「組織OS」が必要。当面は試行錯誤を続けざるを得ないが、変わらない視座もある。そんな揺るぎない「4つのフェイズと6つの要因」を紹介するのがこの連載だ。

(石井力重+「Uの時代」研究チーム)

 では、今回から創造的なアイデアを生み出す組織のOSをつくる上で必要となる「4つのフェイズと6つの要因」を紹介していきます。まずは、第1のフェイズ「アイデア創出の活動」いわゆる、「アイデア発想法」について、創造工学な観点を含めて考えてみたいと思います。

世の中に出回る「アイデア発想法」の大半は使えなくなる

 「アイデア発想法」には幾つかの過程がある。同じ過程であっても技法がいくつもある。さらに「アイデア発想法」は人によって相性があり、使い込まれていくと独自化していく傾向にあるのだ。そのため、アイデア発想法を利用した作業は、外から見ていると「よく分からない行為」「属人的な行為」とされがちである。

 この連載のテーマである「多様な人材が集まる日本企業でのクリエイティブ」では、異なる文化や異なる考え方をもつメンバー同士でブレインストーミングをすることも頻繁にあるはず。そこで、人によってアイデアを生み出す方法が全く違うようでは使い物にならない。そこで、少なくとも、多様化が進んだ組織野では、「理解と手順」が共有できている仕組みが大切になる。

 以下、本稿では、「アイデア発想法で役立つ技法」を提供したい。

そもそもクリエイティブって何か?

 説明の前に、1つ定義しておきたいことがある。そもそもクリエイティブ=Creativeとは何かである。実は、この定義は難しい。「創造」が専門である日本創造学会の資料に当たると、その定義は各人ごとに異なり、広い概念を指している。学会ではある時期「創造」を定義することも試みられたことがあるが、最終的には多くの人の多様な定義が存在すること自体を「是」としている。

 筆者は、創造工学の中で最も有力な技法であるCPS(創造問題解決)の中にでてくる定義を採用している。それは「Creative=新しい有用性」である。荒っぽく要素に分けるなら「創造的」=「新規性」+「有用性」である。読者によっては異論もあろうが、本稿の考え方を批判的に眺め、役立つエッセンスだけを引いてもらいたい。

コメント0

「石井力重のアイデア集団の作り方」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長