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「こんなこといいな。できたらいいなぁ」の破壊力

第1フェイズ・アイデア創出 後編

  • 石井 力重

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2012年8月6日(月)

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 日本企業で働く人材の多様化が進んでいる。経歴や国籍も違う様々な人材が集まる組織の中で、ユニークで独自性を持った製品を、そして売れる製品を出し続けるにはどうすればいいのか。これまでのハイコンテキストな単一民族の企業の時代とは違う組織OSが必要。当面は試行錯誤を続けざるを得ないが、変わらない視座もある。そんな揺るぎない「4つのフェイズと6つの要因」を紹介するのがこの連載だ。

(石井力重+「Uの時代」研究チーム)

 頭の中でアイデアを作り出す、ということは、記憶情報の中にある要素を新しく組み合わせたり、反転したりするなど、「概念的な操作」をたくさんすることである。

 その時に「組み合わせ」として考えてみても無駄なそうなことは、脳は無意識に省こうとする。なにしろ頭は大量の情報がある。その情報要素の単純な組み合わせといっても“場合の数“は膨大になる。さらには、概念操作は、「組み合わせ」「逆にする」「削ってみる」などがあり、更に多い。普通の脳の働きに任せておけば、考えてみても無駄そうなことは自然と避けて処理量を減らそうとする。

 その特性が効きすぎると、「組み合わせて意味がありそうな組み合わせ=やったことのある組み合わせ、既にどこかで見聞きした組み合わせ」とそれに近いものを、概念操作の際に拾うので、どうも同じようなものばかり思いついてしまう状態に陥る。

 “新しいアイデアを考えるのは疲れる!”というセリフは、当人のやる気が足りないからではなく、処理量を低減させることに逆らうことなので、感じるのが当たり前の感覚である。

 なお、TRIZ(開発工学における発明的問題解決の理論)には、その辺をよく表している言葉がある。「心理的惰性」とよばれる概念だ。人間の頭の惰性を端的に表現している。では、心理的惰性を打破するにはどうすればいいのか。

 その時に役に立つのがThinking Toyである。Thinking Toyには「創造的思考のガイド」、「レシピ」、「発想トリガー」がある。

「創造的思考のガイド」について:

 創造的思考、これを意図して使うことができれば、様々な創造的なアイデアをうまく作り出せる。そこで便利なのが、ブレインストーミング(以降、本原稿では、ブレストと略す)の4つのルールである。

 これはアイデア創出会議のルール、といよりも、本来は、創造的な思考を自らの中に展開するためのガイド、いわば「創造的思考のガイド」である。ブレストの4つのルールを上げるとこうなる。

図:ブレインストーミングの4つのルール

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