• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

新しいアイデアを生み出す道具「頓知カード」は便利です

アイデアを広げる手法 その4

  • 石井 力重

バックナンバー

2012年8月27日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

日本企業で働く人材の多様化が加速している。経歴や国籍も違う様々な人材が集まる組織の中で、ユニークで独自性を持った製品を、そして売れる製品を、出し続けるにはどうすればいいのか。これまでのハイコンテキストな単一民族の企業の時代とは違う組織OSが必要。当面は試行錯誤を続けざるを得ないが、変わらない視座もある。そんな揺るぎない「4つのフェイズと6つの要因」を紹介するのがこの連載。第1のフェイズの「アイデア創出の活動」。いわゆる「アイデア発想法」について、創造工学な観点を含め解説していく。今回は4回目。

 ある課題に対して問題解決の方法を練り始めたり、新しい製品案を企画しようと考えを巡り始めたり・・・。

 アイデアを考え始める時、人は実にいろんな観点から自由に発想する。だが、そのうち、何か1つ、よさそうなアイデアを見つけると、そのアイデアやその周辺のことばかり集中的に考え掘り下げようとしていく。こうしたアプローチで困るのが「観点の固定化傾向」である。進めていけばいくほど、最初の段階の広い発想の観点に戻れなくなるのだ。(最初の段階だったとしても、限られた時間で発想する場合、「本当は知っていたのに、なぜか思い至らなかった」ということもよくある) つまり、人は物事を考えれば考えるほど考えられなくなる。発想する観点、アイデアの出発点を見失いがちになる。

ヒトは最初のアイデアに固執する?

 ならば、発想の観点、アイデアの出発点をあらかじめ全部そろえた上で、発想作業をしたらいいのではないか。そういう観点から作られたのが、「発想トリガー」という手法である。発想のトリガー(引き金)を利用して短時間で次々発想していく。目的となる対象ごとにトリガーセットを使い分ける必要があるものの、短時間で大量の「発想」ができる点で、現代のビジネスシーンにはとても相性が良い。ここでは、3つ方法を紹介する。

その1SCAMPER(スキャンパー)

 ブレインストーミングを作ったアレックス・F・オズボーンはブレスト以外にも様々な発想技法を作った。その1つがSCAMPERである(アイデアのチェックリスト、あるいは、オズボーンのチェックリストとも呼ばれる)。

 発想トリガーとして優秀なものは何種類かあるが、その中でもSCAMPERは汎用性が特に広い。SCAMPERはその後CPS(創造的問題解決)の技法体系の中で48の問い、へと発展していくが、日本ではその簡易版である7~9つのチェックリストがよく使われている。問いが多いとカジュアルに使うには時間がかかるためだ。

 一方で、「発想のためのエッジ」がならされてしまっている。そこで、48のリストにあるエッセンスを残しつつ9つのリストにしたものを紹介する。

コメント0

「石井力重のアイデア集団の作り方」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員