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いきなり「フリーランス」で働く人たちが増える

2012年8月21日(火)

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 「なぜ面白法人は、鎌倉にあるのですか?」という質問をよく受けます。

またそれに対する回答もこのブログに何度か書いてきました。それに対する回答は「単純に海と山とお寺があって気持ちがいいところだから。それにあらゆるデジタル機器の発達により物理的距離に制約がなくなる時代になっていきますしね・・・」という極めて人間的な直感でお答えする時もあります。

 一方で次のように答えることもあります。「これからは会社のロイヤリティをもつ時代ではなく、どこに住むか、自分の住んでいる身近な環境をどうよくしていこうかにロイヤリティを感じる時代になる、そう考えた時に地域も、勝ち組、負け組がはっきりし、カヤックで働きたいという人よりも、鎌倉に住みたいからカヤックで働いてもいいかという人が増える。だから市と一緒になって市の価値を高めるお手伝いをする」。

 そんな風に答えています。

会社にロイヤリティを持ちにくくなる時代

 「会社にロイヤリティを持ちにくくなる時代」。この話をすると頷いていただける方が多いです。確かに、最近は起業が簡単になっていますし、フリーで働ける環境やツールも整っています。また事業の変化も早く、会社も安定した場所とは言い難い。転職も随分気軽な話になりました。昔は大企業には一度辞めたら戻れないというイメージがありましたが、出戻りを歓迎するところも増えてきているのではないでしょうか。一度独立して、出戻ってくる社員の方が、ある側面ではむしろ視野が広いし大歓迎ということもある。

 確かに、一度起業してしまうともうサラリーマンには戻れないな・・・という発言をする経営者がいたりします。あるいは、よく海外赴任をしたサラリーマンが、時間の流れが日本と違うので、もう日本では働けない体になる、などといったことがあるように、環境が変わることで、後戻りできないこともあります。

 でも、一方で、1人ひとりにあった性質というのがあり、起業をしてみても、結局自分には向いてないと思って、大企業に戻る人もいます。それはそれで大企業からすれば己を知って迷いなく強みを伸ばせる人ということで、大歓迎なのではないかと思います。

 そんなとりとめのない話を、先月とある講演で話したところ、会場からこんな質問が出ました。

 「確かにフリーで働く人は増えるかもしれない。だけども一方で、現在フリーで仕事を成立させて成功している人は、社会的常識や、仕事の作法というものが分かっている実力のある人のような気がします。そういう人は得てして一度会社に勤めてそこでの経験をいかしている。いきなり社会人になってフリーでずっとやるということはそうはいっても難しいのではないでしょうか?」

コメント1件コメント/レビュー

「人生において師をもつということはものすごく大事なことで、師がいない人は自分自身が想像していないところにまで自分自身を高めてもらえることはできません」と言うのは、一般論では正しいのかもしれないが、意思決定をするべき立場の人間を目指すのであれば、少し違うようにも思える。「師をもつ」ことは、師の思考を学んだり真似たりする事であり、ある意味でそれが目標になりかねず「師を超える」事が難しく、師を超えた時点で成長が止まって目標を失ってしまうからである。強いて言うならば、一流を目指すか、超一流を目指すかの違いであろうか。世間では、師に追いついた時点で免許皆伝という表現になるのであろうが、それは、日本人のお家芸である二番煎じを「カイゼン」したに過ぎないとでも言うと言い過ぎかもしれないが………また、今週の一言で「LLPのような会社形態の方がむしろ強い」と言うのも正しい(歴史の無い会社は、失うモノが無いからこそ強い)のだが、会社組織は未来永劫続く事を前提としており、一般的に歴史の浅い会社は信用力において不利になる場合が多いのも事実ではなかろうか。余談だが「フリーでやっている方が経済的にも価値が高いという構造が用意になる」と書かれているのは「容易になる」という意味のように思えるが「用意される」という意味なのであろうか。(2012/08/21)

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「いきなり「フリーランス」で働く人たちが増える」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「人生において師をもつということはものすごく大事なことで、師がいない人は自分自身が想像していないところにまで自分自身を高めてもらえることはできません」と言うのは、一般論では正しいのかもしれないが、意思決定をするべき立場の人間を目指すのであれば、少し違うようにも思える。「師をもつ」ことは、師の思考を学んだり真似たりする事であり、ある意味でそれが目標になりかねず「師を超える」事が難しく、師を超えた時点で成長が止まって目標を失ってしまうからである。強いて言うならば、一流を目指すか、超一流を目指すかの違いであろうか。世間では、師に追いついた時点で免許皆伝という表現になるのであろうが、それは、日本人のお家芸である二番煎じを「カイゼン」したに過ぎないとでも言うと言い過ぎかもしれないが………また、今週の一言で「LLPのような会社形態の方がむしろ強い」と言うのも正しい(歴史の無い会社は、失うモノが無いからこそ強い)のだが、会社組織は未来永劫続く事を前提としており、一般的に歴史の浅い会社は信用力において不利になる場合が多いのも事実ではなかろうか。余談だが「フリーでやっている方が経済的にも価値が高いという構造が用意になる」と書かれているのは「容易になる」という意味のように思えるが「用意される」という意味なのであろうか。(2012/08/21)

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三品 和広 神戸大学教授