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なぜ、部下は言うことを聞かないのか

  • 高柳 正盛

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2012年8月20日(月)

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 「なぜ、あいつは言われた通りにしないのか」「どうしてこんな簡単なことをできないのか」「上司の気持ちなんて、ちっとも分かっちゃいない」「最近の若い奴の考えていることは良く分からん」……。

 部下について、こんな思いを抱いたことのあるリーダーは多いはずです。

 なぜこんなことが起こるのか。結論から言うと、リーダーにその原因があることが少なくありません。

 そもそも「最近の若い人は何を考えているのか分からない」というセリフは、それをつぶやいているリーダー自身が若かった頃、上司から投げかけられていた言葉なのです。

 「自分たちと今の若い奴は違う」というのは上司の幻想にすぎません。自分だって、イマドキの若者と大して変わらなかったのです。

 もちろん、箸にも棒にもかからない部下がいないとは言いません。いくら指導しても、まったく変われない部下がいるのも事実でしょう。

 それでも、リーダーはあきらめずに部下を教育しなければなりません。部下の能力を最大限に引き出し、社業に貢献させることは、リーダーの重要な仕事であるからです。

 もし「近頃の若い奴はだめだ」とさじを投げてしまうならば、厳しいようですが、それは自ら自分自身の能力が低いことを証明しているのだと言わざるを得ません。

リーダーの無自覚を叱る稲盛和夫氏

 京セラの創業者で、日本航空の経営再建に尽力している稲盛和夫さんを「日経トップリーダー」が取材したとき、稲盛さんは自ら主催する経営塾「盛和塾」で中小企業経営者たちに、こんな叱咤激励をしました。

 「結局は、経営者であるあなた自身に魅力がない、何か問題があるということではないですか」――。

稲盛和夫・京セラ創業者、日本航空名誉会長(写真:陶山 勉)

 これは、塾に参加したある経営者が「この半年間で4人の中堅社員が辞めてしまった。最愛の仲間として接してきたのに」と、質問とも嘆きともつかない発言をしたときに、稲盛さんが返した言葉です。稲盛さんは、こう続けました。

 「中小企業は皆同じです。大企業のように給料が良かったり、福利厚生が充実していたりするわけではない。『この先どうなるんだろう』と従業員は不安なんです。将来に夢が描けなければ、結局は辞めていきます」

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