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楽天、太陽電池も“激安”に

ソーラーパネルが「普通の家電」になった!

2012年8月21日(火)

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 ひと昔前の太陽電池といえば、何百万もかけて住宅の屋根に付けてもコストがさっぱり合わず、「金持ちか環境オタクの道楽」と言われるような商品だった。その太陽電池が、「本当に普通の商品になった」と痛感する出来事があった。

 7月17日。楽天が「楽天市場」のWebサイト上で太陽電池の販売を始めた。太陽電池の購入者が楽天のサイト上で申し込むと、施工会社の日本エコシステムが住宅の屋根に取り付ける。太陽電池はシャープ製だ。

楽天は7月9日、太陽電池の販売を開始すると発表した

 楽天の発売から1カ月。聞けば「想定の倍以上の購入申し込みがあった」という。インターネットで100万円以上の高額商品を買う人が大勢いることにも驚くが、それよりも凄いのが、サイト上に激安のパッケージ価格を明記していることだ。

 例えば、「寄棟タイプの屋根の場合、3.330kW(パネル18枚)でパッケージ価格が121万2750円」といった具合だ(詳細はこちら)。この価格は、相場に比べて3割以上も安い「激安価格」。加えて、価格を明記したことで、太陽電池の販売現場には、「楽天ショック」とも言える事態が沸き起こった。

太陽電池の価格は「霧の中」だった

 これまで太陽電池の価格をインターネットやカタログで明記することはなく、「詳しくはお問い合わせください」というものばかりだった。購入を検討する人は、販売業者に屋根の形状などの詳細を伝え、見積りを出してもらって初めて価格がわかる。

 訪問販売が多い商品だったこともあり、価格は業者によってまちまちで、相場感をつかむことが難しかった。業者によって、金額を弾く太陽電池の出力が異なり単純比較ができない。しかも、割高な営業費用が上乗せされてしまうデメリットもある。太陽電池を屋根に載せる場合の価格のうち、実に3分の1が営業費用と言われている。ちなみに、残り3分の1が太陽電池本体の費用、3分の1が施工にかかる費用だ。

 楽天の菅原雄一郎・グリーンエネルギー事業長は、価格を明記した理由をこう説明する。

 「太陽電池の価格は、お客様に価格決定権がなく高止まりしていた。価格を明記することで、価格決定権がお客様側に移る」。

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「楽天、太陽電池も“激安”に」の著者

山根 小雪

山根 小雪(やまね・さゆき)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション、日経エコロジーを経て、2010年1月から日経ビジネス記者。エネルギーを中心に、自動車や素材など製造業を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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