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「上司は嫌われてもいい」を曲解するな

  • 高柳 正盛

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2012年8月27日(月)

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 上司は部下に嫌われてもいい──。

 日頃、取材をしていると、しばしばこんな発言を耳にします。

 部下に媚びるなんてまっぴらゴメンだ。そもそも部下に遠慮していて、いい仕事ができるわけがない、といったところなのでしょうが、果たしてそれでいいのでしょうか。

吉越浩一郎 吉越事務所代表、元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長(写真:鈴木愛子)

 確かに、優秀な経営者の中にも「部下に好かれようとしているうちはダメだ」と主張する人もいます。

 元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長の吉越浩一郎さんもその1人です。

 「日経トップリーダー」の取材でも吉越さんは「リーダーは厳し過ぎて結構。やるべきことは人気取りではない。下から好かれようなどという気持ちは最初から捨ててかかれ」と忠告しています。

リーダーの条件9

信頼される存在になれ

 それでも、私はやはり「嫌われるより好かれるほうがいい」と考えます。部下に嫌われると、往々にして無用な反発を招きます。

感情的にこじれるリスク

 「あいつ(上司)の言うことに従うが、最低限のことしかしない」「プライベートでは絶対に口を利かない」などと、若い社員が言っているのを聞いたのは1度や2度ではありません。

 上司と部下の関係が感情的にこじれれば、スムーズに行くはずの仕事に支障が出ます。そのうち何を言っても、部下は上司に反発するようになります。これは理屈ではないだけに、たちが悪い。

 なぜ、こんなことを話すかといえば「上司は嫌われてもいい」という言葉の真意が、どうも曲解されているケースが多い気がしてならないからです。

 重要なのは「上司は部下に対し、言わなければならないことは嫌われてでも告げなければならない」ということであるはずです。普段から嫌われても構わないということではありません。

 挨拶されてもろくに返事もしない、説明する必要のあることでも「そんなこと、自分で考えろ!」などと怒鳴るばかり……。

 こんな上司の下に付いた部下は悲惨です。下手をすると、将来の有望な芽が摘まれかねません。

コメント3件コメント/レビュー

谷繁を追い出し、横浜ベイスターズを滅茶苦茶にした森祇晶を引き合いに出されてもなぁ。当時の西部は人材が揃ってたよ。(2012/08/27)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

谷繁を追い出し、横浜ベイスターズを滅茶苦茶にした森祇晶を引き合いに出されてもなぁ。当時の西部は人材が揃ってたよ。(2012/08/27)

高柳さんにも最初のコメントの方の意見にも同感です。(2012/08/27)

会社の業績が2、3年連続で悪化し、赤字を続けている。この様な状況で上から人数割当で人員整理を命令された時に、多くの日本人管理者はなんとかその要求から逃れようとする。これは外国人と大きく異なる。 『嫌われ役にはなりたくない。』という気持ちが非常に強い為だ。 『この人員整理に失敗すると、会社の存続も危ない』と言われても『部下を辞めさせるくらいなら自分が先に辞める。』という男気を発揮する人も少なくないのが日本の特徴と言える。この様な気分の上での湿度の高さが日本を本格的なグローバル企業に脱皮する事を阻んでいる。『皆仲良く全員中流』でうまくいった高度成長期の記憶も日本固有企業文化からの脱皮を難しくしているのかも知れない。然し、現在の超円高で、社員に高給を与えても十分競争力を保持し得る企業はほんの一握りしかない。根本的に欠落しているのは人員整理や他の経営改革も世界で生き残る為の活動である事を理解していない社員や管理職が多過ぎる。これ程難しい時代に危機意識が多くの人から感じられないのは誰の責任か。経営者自体の認識の甘さが根底にある事は否めない。経営改革が必要なら、先ずは『取締役の半数を契約解除(クビ)』にして、会社経営が如何に厳しい状況にあるかを残された役員に身を以て体感させる事から始める必要がある。 物事は正に『初めが肝心』なのだ。 その前提で中間管理層に危機意識と経営改革の必要性を『体感』させる。 その際、経営改革に参加出来ない管理職には辞めてもらう事も方針として伝える。 これが世界では常識レベル。(2012/08/27)

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