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アメリカンヒーロー、BRICsを狙う

ハリウッド映画の「ヒットの裏側」

2012年8月27日(月)

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 「日本よ、これが映画だ。」

 挑戦的なキャッチコピーが話題を呼んだハリウッド映画「アベンジャーズ」が8月14日、ついに日本で公開となった。ジャパンプレミアの席には出演者のサミュエル・L・ジャクソン氏とジョス・ウェドン監督、製作者のケヴィン・ファイギ氏のほか、吹き替え版の声を務めた竹中直人氏や米倉涼子氏など錚々たる顔ぶれが並んだ。

 制作会社の米マーベルは米ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の総合エンタテインメント企業だ。「スパイダーマン」や「アイアンマン」、「X-メン」などのスーパーヒーローものを扱うアメリカンコミックの出版で名を馳せ、近年はキャラクターを活用した映画製作やライセンス事業に力を注いでいる。

 今回公開したアベンジャーズはアイアンマンのほか、「キャプテン・アメリカ」や「ハルク」、「ソー」といったマーベル・コミックを代表するヒーローが結集し、地球の危機に立ち向かう姿を描いた作品。既に全世界で累計興収14.8億ドルを稼ぎ出し(8月中旬段階)、興行成績は「アバター」「タイタニック」に次ぐ歴代3位を記録している。

マーベルの人気ヒーローが集結した映画「アベンジャーズ」(写真:TM & (C)2012 Marvel & Subs.)

 「今時、ヒーローものの映画なんて流行るんだろうか」。そんな疑念の声もどこ吹く風。アベンジャーズの歴史的なヒットもあって、米ウォルト・ディズニーの2012年4~6月期決算は増収増益となった。ディズニーの株価は2012年に入ってから30%以上値上がりし、7月には上場以来最高値を記録するなど好調だ。

 「観客の中には、アベンジャーズに登場するキャラクターをまったく知らなかったという人もたくさんいるだろう。それでも楽しんでいただけたのは、映画の随所に含まれるユーモアと、誰もが共感できるキャラクターの『人間臭さ』にある」。アベンジャーズの製作者でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギCEOは、ヒットの要因をこう説明する。

 実際に記者も映画を鑑賞させてもらった。どちらかというと邦画が好きでヒーローものには興味がなかったが(スミマセン)、確かにキャラクターを知らない人にも楽しめる構成になっていた。そして、あることに気づいた。映画の随所に、BRICs市場を意識した周到な仕掛けが施されているのだ。もしやここにも、全世界でヒットした要因が隠されているのでは――?

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「アメリカンヒーロー、BRICsを狙う」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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