• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

部下が伸びるも腐るも上司次第だ

  • 高柳 正盛

バックナンバー

2012年9月3日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 以前、ある美容院で髪を切っていたら、美容師が話しかけてきました。

 「見習いも含め、美容師全員で積み立てをしているんです。お金が貯まったら『ザ・リッツ・カールトン東京』で食事をしようと思って」

 「仲間内の宴会にしては、随分豪勢だね」

 「いえ、目的は『本当のサービス』を体感することなんです。若いうちは一流のサービスに接する機会なんて、ほとんどないでしょう。でも、私たちは店でお客様に最高のサービスを提供したい。ならば、一度くらい世界屈指のサービスでもてなすと言われるホテルの接客を受けたほうがいいと皆で話し合ったんです」

 思わず胸が熱くなりました。20代がほとんどであろうその店の美容師の月収は、お世辞にも高いとは言えないはず。それでも身銭を切って学ぼうとしている。

 しかも、それは強制されたわけではなく、自主的な行動だったからです。

モチベーションは自ら作るもの

 上司の仕事は部下のモチベーションを上げることだと、しばしば言われます。

 しかし、モチベーションは本来、自ら生み出すものでしょう。人から与えられて高まるものではない。自分で考え、動くからこそ士気は上がり、それで得られる結果によって人は成長することができるのです。

 では、社長や上司は部下を放置していいかと言えば、そうではありません。

 何をすればいいのか。まずは「自らの力でモチベーションを上げてほしい」と部下に自覚を促すことでしょう。自分で行動しなければ何も起こらないということを、理解させなければなりません。先ほどの美容師は言います。

 「ウチの店長は『仕事は毎日同じことの繰り返しのようで、実はそうではない。今、お客様がどうすれば喜ぶのかを、それぞれが考えろ。そして要望があったときに応えられるよう、備えておけ』と口癖のように言います。だから、自然に店全体がそうした雰囲気になっています」

リーダーの条件12

部下のために環境を整え、機会を与えよ

 部下の行動をサポートすることも上司の仕事です。

 会社に若手が挑戦しやすい雰囲気があるか。失敗を無闇に糾弾してはいないか。そもそも部下の話に十分耳を傾けているか――。

コメント2

「日経トップリーダー編集長があえて言わせてもらいます!」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長