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是非ソニーにこそ頑張ってもらいたい「アップルにはできない」分野

すべてのコミュニケーションはデジタルからアナログへ

  • 田代 真人

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2012年8月31日(金)

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 先日のオリンピックでは、いくつかの競技で世界記録の更新もなされた。人間の進化には驚くばかりである。が、一方でどこかでその進化が止まり、何十年も記録が更新されない時代も続くのだろう。なぜなら人間はいつまでたってもアナログのままだからである。

人間はどのように変異していくのか

 デジタル全盛の時代、商品の価値、特徴を伝えるにはデジタル機器を利用したほうが手軽に伝えることができる。その分コストも低い。しかし、だからといって、すべてをデジタルで行なっていればいいのだろうか。

 書店や雑貨店での手描きのPOP広告になんとなく暖かみを感じる人も多いだろう。そのことで目を惹くこともある。スーパーマーケットなどでは、最近小型のディスプレーを置いて常時ビデオ映像を流していることもあるが、動画だからといって一概に効果が高いとはいえない。であれば、コストを考えても現実的には手描きのほうが割りに合うこともあるだろう。

 そもそもデジタル機器と我々はどうやってコミュニケーションをとっているのだろうか。といってもそのようなことなど考えたこともないという人がほとんどで、我々は実際には意識せずにデジタル機器を使いこなしている。が、人によってはまだまだ不慣れな人もいることだろう。

 当然である。人間がアナログである限りデジタル機器に馴染めない人がいてもおかしくない。しかしそれらデジタル機器を操ることができる人とできない人との間で情報格差、就業格差、収入格差が生じてしまうという、いわゆる「デジタル・デバイド」という問題もある。これらの格差は明らかに情報の入手と発信に差を与える。

 ただこの格差がすべて悪いというわけでもなかろう。アナログ機器に囲まれて、携帯電話も持たず生活することは、とても自然な人間らしいものとも思える。むしろ憧れだ。しかし、よほどの資産家でもないかぎり、その糧を得るために働かなければならない。そして、現状、働き続けるにはデジタル機器と無縁ではいられない。

人間とデジタル機器はどうやって会話しているのか

 タイプライターが早くから普及した欧米と異なり日本人は元来キーボードには馴染みがなかった。しかし1978年に発表された初の日本語ワードプロセッサで、入力された文字をかな漢字変換するという仕組みが搭載され、キーボードが実装された。それを機にワープロ普及機が開発され、キーボードも普及することとなった。

 このキーボードこそが人間というアナログな生き物の思考や言葉をデジタル機器に伝えるものである。人と機械のあいだでアナログからデジタルに変換するインターフェイス、マン・マシン・インターフェイスと呼ばれる。

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