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明日を決定する「飛び石の法則」

2012年9月5日(水)

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 企業の明日を決定しなければならない経営者。事業の明日を決定しなければならないプロジェクトマネージャー。それぞれに日々、いろいろな事項を決定しながら進めなければなりません。

 私は、経営コンサルタントとして、その決定にストップをかける時があります。それは、企業として、あるいは事業として間違った選択をしようとしている時です。場当たり的な決定はいけません。明日の決定学は、明日のための決定でなければなりません。

対岸へたどり着くための飛び石

 飛び石を利用したことはありますか。川や池を渡るために利用する石のコトです。日本庭園の池などでは、意図的に飛び石がおいてありますね。足をぬらさずに、対岸に渡るために、便利なものです。もしかしたら、ご自宅の庭や玄関アプローチに飛び石を置いておられるトコロもあるでしょう。飛び石があれば、芝や砂利の中でも歩きやすいですね。

 さてこの飛び石、誰も不思議に思うコトなく利用されています。特に迷うようなことではありません。飛び石に導かれていけば、自然と対岸に、あるいは目的のところに辿り着けるわけですから。昔からある便利なものです。

 しかし、山登りなどで、沢を渡らなければならない状況に遭遇したことはありませんか。その時は、沢から飛び出している自然石を利用して渡ります。安定している石を選びながら、うまく対岸に辿り着けるようなルートを探しつつ、辿っていきます。石の選択を間違えると、もとの岸に戻ってくる羽目になったり、水の中に落ちる羽目になったりします。

 飛び石というのは、慣れないと失敗するのです。人工的につくられた飛び石なら何も考えずに進むことができますが、自然の中では、そうはいきません。良く考えて、どの石に飛び移るべきかが大きな分かれ道になることもあるのです。

対岸がビジネスでいうゴールだとしたら

 飛び石を渡っていくことは、まさにビジネスです。対岸がビジネスでいうゴールと考えてみてください。私たちは、対岸に辿り着かなければなりません。しかし、ビジネスはそう簡単にたどり着けません。水という障害があるのです。その障害を避けるために、ところどころに飛び石という手段があるのです。

 既に、対岸にうまくわたることができた人がいれば、同じように飛び石を辿っていけば、難なくわたることができるでしょう。また、選択できる石がたくさんある場合は、少々、違う石を使っても、リカバリーしながら対岸に渡ることができるでしょう。

 しかし、今のビジネスは、そう簡単な状況ではないかもしれません。状況が変わってしまい、飛び石の配置が換わっているかもしれません。前に渡っていった人の後をついていっても石がなくなっているかもしれません。さらに、昔のように選択肢も少なくなり、楽に渡れる石もほとんどないかもしれません。

 そして今、自分が載っている飛び石は、もしかしたらグラつき始めたかもしれません。あるいは、水かさが増えて来ているかもしれません。すぐに、別の石に飛び移らなければ、水浸しになってしまいます。限られた飛び石をどのように選べば良いのでしょうか。

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「「明日の決定学」」のバックナンバー

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「明日を決定する「飛び石の法則」」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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