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日本人は恋愛もビジネスも分かってないらしい

2012年9月14日(金)

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 日本人は恋愛というものがわかっていない、とフランス人に言われるそうである。日本人のカップルに「あなたにとって大切なのは?」と尋ねるとほぼ確実に恋人の名前をあげる。しかし、フランス人は違うらしい。

日本人は恋愛もビジネスも分かっていない?

 彼らは恋人と自分の間合いを指さし「この二人の関係だ」と答えるのだそうだ。そして、この小話が恋愛はフランス人が発明したものなる由縁になっているそうである。ハイレベルな商品やサービスを提供するビジネスもこれによく似た現象がある。実は商品を売っているのではなく、商品と顧客との間に横たわる関係性、すなわちコンテンツに付随する物語やフレーバーのようなものを販売しているのである。ファッションビジネスにおいては物質としての洋服ではなく、洋服の醸し出す雰囲気や世界観、ブランドを売っているわけだ。

 魚屋であってもこれは同様である。その魚の新鮮さであったり、産地であったりを絶妙なトークで売っているのであって、魚そのものだけを売っているわけではない。言ってみれば、恋愛同様に商品を買う際においても、その購入対象である商品(恋人)だけではなく、ブランド価値やセールストークという恋人との関係性に似た無形の媒体にも価値を置いているのである。

現場のスタッフがクリエイター

 成熟化社会と言われて久しいが、市場ニーズは隙間なく埋め尽くされ、市場の細分化も恐ろしいくらいに進んでいる。そのため、新製品の開発や、新しい事業分野への進出はますます困難な様相を呈している。そうした中、マネジメント手法や求める人材像も変化が生じているのが昨今のビジネス環境である。

 例えば、従来は商品開発部門やデザイナーをマネジメントするのがクリエイティブマネジメントであったが、成熟社会においては、その範囲も拡がってきた。なぜなら、あらゆる現場でクリエイティブな振る舞いが必要となってきた為、クリエイティブマネジメントの領域も必然的に拡大しているからである。

 ブランドビジネスなどはその最たるものであり、先の魚の産地などはまさしくブランド化され、昨今は食材の販売もブランドビジネスと言えなくもない。また、提供した瞬間に消滅してしまうのがサービスという商品である。先の洋服屋も魚屋も現場の販売スタッフやホールスタッフが一期一会の刹那で商品と顧客をつなぐことに勤しんでいる。後述するが、彼らは高い嗜好をもつ顧客個々に手を変え品を変え対面接客をし、クリエイティブな判断によってセールストークなどのサービス提供をおこなっており、その販売の現場では商品と顧客との間に築かれた「関係性」に価値をもたせていることになる。そのような意味で、彼らショップスタッフ(販売員)もクリエイターであることに他ならない。

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