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“ロムニー人間化計画”は成功するか

好感度アップ作戦に奔走するオバマへの挑戦者

2012年9月11日(火)

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 「人間味」とは何なのだろうか。演出によって感じられるようになるのだろうか。

 米大統領選に向けた一大イベントである民主・共和両党の全国大会が終了した。民主党は現職のバラク・オバマ大統領を、共和党はミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を、それぞれの候補として正式に指名した。

「Humanizing Mitt Romney」が共和党大会のキーワード

 一連のイベントを通じて感じたのが冒頭の疑問だ。というのは、先に開催した共和党全国大会のキーワードの1つとして、米メディアが盛んに使っていたフレーズが「Humanizing Mitt Romney」だったからだ。日本語に直訳すると「ミット・ロムニーを人間らしくする」という意味になる。

 自動車メーカー、アメリカン・モーターズ(後にクライスラーに買収される)の元会長でミシガン州知事を務めた父を持つロムニー氏。自らはハーバード大学のビジネススクールとロースクール(法科大学院)の共同プログラムを修了した後、投資ファンドの経営者として推計2億5000万ドル(約200億円)もの財を築いた。2002年開催のソルトレークシティー冬季五輪では、組織委員会の会長として大イベントを成功に導き、同じ年にマサチューセッツ州知事に当選した。2008年の大統領選の共和党予備選で敗れた以外は、どこにも失敗のにおいを感じさせない経歴を持つ。

 ところが、その完璧すぎる経歴と巨額の富を持つがゆえに庶民には距離感を抱かせた。さらに投資ファンド経営者という肩書きが「強欲」「傲慢」「ずれている」などというネガティブなイメージにも結びつくこととなった。結果、有権者からの好感度は低空飛行を続けている。

 党大会直前の8月26日にABCテレビとワシントンポストが共同で実施した世論調査でも、ロムニー氏に「好感が持てる」と答えた人が40%だったのに対し、「好感が持てない」と答えた人は51%と過半数を占めた。統計のある1984年以降、党大会の時期に好感が持てないと答えた人が半数を超えた初の候補者だという。「好感が持てる」が50%、「好感が持てない」が47%だったオバマ大統領には差をつけられていた。これは選挙戦通じて常に課題と指摘されてきた点だ。とりわけ女性からはロムニー氏は不人気で「好感が持てる」が34%しかいない。

コメント1件コメント/レビュー

日本に関するそんな失言をしていたとは、知りませんでした。結局、勉強不足なんですかね、彼は?でも納税証明書も1年分しか出してない、信頼できないキャラ、っていうところが大きかったりもするのではないでしょうか?(2012/09/12)

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「“ロムニー人間化計画”は成功するか」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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日本に関するそんな失言をしていたとは、知りませんでした。結局、勉強不足なんですかね、彼は?でも納税証明書も1年分しか出してない、信頼できないキャラ、っていうところが大きかったりもするのではないでしょうか?(2012/09/12)

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