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高層ビル、地下街・・・首都直下地震は“安全の常識”さえ覆す

丸の内を襲う“4次元”の災害とは?

2012年9月18日(火)

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 20XX年X月X日、東京・荒川河口付近でマグニチュード7.3の地震が発生!――そのとき、自分はどこにいて、どのようにして巨大地震と向き合えばいいのか? 本コラム“ぶら防”では、切迫性が高まっているという首都直下地震「東京湾北部地震」を想定してストーリーを展開する。身近な街中に潜んでいる危険と、それらの危険から身を守る方法を、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏、そしてこの「丸の内編」では、次世代を担う若者たち代表として、国際ボランティア学生協会(IVUSA)に参加する現役大学生と共に考えていく。

 前回、「大都市の防災・危機管理は“4次元”で考える重要性」を示した“防災の鬼”こと渡辺実氏。防災の話題としては聞き慣れない“4次元”という言葉に、同行していた学生たちも、少々面食らった様子だ。そんな彼らは「4次元での防災とは、どういう意味なのでしょう?」とストレートな質問を渡辺氏にぶつけた……。

高層ビルと地下街という構造が都市型危機を生む

 渡辺氏のいう4次元での防災・危機管理。それは、丸の内を街ごと縦(垂直)方向から真っ二つに切り裂いて、その断面をお見せできれば一目瞭然となるだろう。なぜならこの街は、地上30階を超える高層ビルが天空へそびえ立ち、地下には何本もの鉄道網、商業施設の入った地下街や迷路のような地下通路が深く、そして広く張り巡らされている。そんな街に、就業人口だけで約23万人が集まっているのだ(千代田区全体の昼間人口は約85万人)。はるか上空から地下深くまで、見渡す限りの人・人・人……。これが今日の丸の内である。

 このような状況を渡辺氏は「4次元に人が存在する街」、つまり「2次元である平面(地上)に、天空(上)方向に1次元、地下方向にもう1次元、合わせて4次元」であると定義した。つまり前後左右に上下を加えた、自分を取り巻くエリア全域に広がった都市空間としてとらえればいいだろう。その上で「この丸の内を含め、近代都市の防災計画は4次元で考える必要がある」と念を押すのだ。

丸の内の高層ビル群を歩く渡辺氏と、“ぶら防パートナー”となった国際ボランティア学生協会(IVUSA)の会員、日本大学4年生の岩村友香里さん

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「渡辺実のぶらり防災・危機管理」のバックナンバー

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「高層ビル、地下街・・・首都直下地震は“安全の常識”さえ覆す」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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