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社長、「御社の技術、世界で売れます」

動画サイトに中国、韓国企業が熱視線

2012年9月18日(火)

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 企業内部にない技術や知見を「外」に求める。そして革新的な製品やサービスで開発する。

 オープンイノベーションと呼ばれるこの手法で重要なのがマッチングだ。ある技術を欲している企業と、技術を持っている企業を結びつける。

 これがなかなか難しい。仲介を手がける専門のコンサルティング会社もあるほどだ。

 こうした中、新たな仲介役となりそうなのが日本技術者連盟(東京都港区)が運営する技術検索サイト「WKX(Web Knowledge Expo)」。日本語では技術取引市場と名付けられたこのウェブサイトには、ユーチューブなどのサイトから、技術紹介に関連のある動画を自動的に検索して掲載。その数は13万件で、さらに毎日200~600件のペースで増えている。

技術動画サイトが100億円の年間売上高を生み出す

 集めた動画は電気自動車、バイオテクノロジー、新エネルギーなどの分野に分け、新規性、実現性、市場性についてそれぞれ3点満点、合計9点満点で評価する。動画の再生回数も表示されるので、人気度合いも分かる仕組みだ。

 さらに各分野の専門家、合計16人が内容を目利きしてコメントする。もちろんすべての動画について目利きしているわけではないが、有用な技術を探す企業にとっては、ありがたい機能だろう。

 日本技術者連盟は技術者の海外との交流を支援する団体で、元々は米国など海外の最先端技術を日本の技術者向けにテレビ映像で紹介する事業を手がけていた。しかし、今は逆。優れた技術を持つ、日本の中小企業からオリジナルの動画をWKXにアップしてもらい、日本の大企業に技術情報を広めることに主軸を置く。

 ユーチューブなどの動画サイトでの投稿が手軽になるにつれ、WKXの動画数は飛躍的に増えた。難しい技術も動画なら内容を伝えやすい。詳細な技術情報をテキストで読み込むよりも、まずは動画でどのようなものか把握することで、時間が節約できる可能性もある。

日本技術者連盟(東京都港区)が運営する技術検索サイト「WKX(Web knowledge Expo)」(上)。技術に関する動画や評価を見ることができる(下)

 こうした点が受けて、WKXは優れた技術を探す企業の間で徐々に知られる存在になってきたが、ここにきて新たな動きが出てきた。「中国や韓国の政府系団体や業界団体などから欲しい技術を具体的に示した問い合わせが増えている」(WKXの井戸田勲・専務理事)。

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「社長、「御社の技術、世界で売れます」」の著者

宇賀神 宰司

宇賀神 宰司(うがじん・さいじ)

日経ビジネス記者

日経クリック、日経ベンチャー(現・トップリーダー編集などを経て、2007年1月から日経ビジネス編集記者。流通、中小ベンチャー、マネジメント、IT(情報技術)を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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