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間違った決定をしないため、トップがまず考えること

「誰のため?」「何のため?」、そしてその目的は4つのうちどれ?

2012年10月3日(水)

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 決定を下す時に、最も大切なことは何かと聞かれたら、あなたならどう答えますか。私なら、すかさずこう答えます。「誰のため、何のためが、明確であることです」

 決定は、目の前のことに反応したり、過去のしがらみで行ったりすることではないのです。一歩先、少し先の事を考えての決定でなければなりません。つまり、明日の決定であるべきなのです。

 そのためには、決定のより所となるビジョン、理念、価値観などが必要となります。それは4つの指向性に集約されます。間違った決定を下さないためにも、目的思考で決定できるようになってください。

決定って誰のため?何のため?

 明日の決定には、目的を明確にする必要があります。経営者やミドルマネージャーが、企業や事業に関して決定する時、「その決定は誰のためなのか」「その決定は何のためなのか」を明確にする必要があります。その答えが、スッと出てこない決定なら、間違った決定を下してしまうことになるからです。「誰のため?何のため?」の問いかけは重要です。

 もちろん、日常的な決定も多いと思います。その1つひとつに「誰のため?何のため?」と問いかけていては、仕事にならないかもしれません。そんなこと、わざわざ確認しなくても、十分わかっているという人も多いでしょう。

 そうかもしれませんが、改めて聞くと答えられないのも事実です。答えられたとしても、「会社のため」とか「顧客のため」というざっくりとした答えだけがあり、今の決定がどのように「顧客のため」につながっていくのかが説明できない人が多いのです。これは、私が多くの経営者、ミドルマネージャーに聞いて実感していることです。

 だから、一度「誰のためか」「何のためか」と問い掛けてほしいのです。私の専門であるファンクショナル・アプローチでは、この問いかけでビジネスやプロジェクトが次々と改善されていきます。つまり、私たちは手段思考に陥りやすい環境にいるということです。

八方美人では決定できない

 まず、決定は誰のためか、について考えてみてください。よく言われているのは、顧客、従業員、関連会社、経営者、株主などのためです。多くの人が理解されています。ファンクショナル・アプローチでは、一歩進んで、優先順位を明確にします。なぜなら、決定において、トレードオフの状態を想定しているからです。これがぶれるとだめなのです。

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「間違った決定をしないため、トップがまず考えること」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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