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ケース4 熱い精神論。なぜ伝わる上司と伝わらない上司がいる

明るい精神論がチームを駄目にする

2012年11月27日(火)

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組織運営に悩む6人の“こまった上司”たちが登場します。上司たちの悩みの根源がどこにあるのか?アクションラーニングの斉藤氏がチーム活性化の考え方を解説します。

【質問】士気を高めようとポジティブな発言を心がけているのに・・・

 私の座右の銘は『人生は死ぬまでの暇つぶし』です。暇つぶしなのですから、仕事でもプライベートでも、楽しまなくては損だと思っています。

 今、私のいる部署は、存続の危機にあります。ロングセラーだった商品が、ライフスタイルの変化もあって売れなくなり、また、それに変わるヒット商品にも恵まれないため、この事業から撤退するという話も持ち上がっています。

 どうしても、部内の雰囲気は落ち込みがちになります。しかし、そんな空気の中でつまらないなと思いながら仕事をすることは、私には耐えられません。部下のためにもよくないと思っています。

 ですから私は、とにかく明るく振る舞うことにしています。数字が悪くなるほど、部下に疲れが見えるときこそ、大きな声で、チームの士気を高めようと心がけています。

立場上、暗いことはいえないので・・・

 暗い顔をしている部下には「諦めるなよ」と声を掛けます。「でも……」と何か言いたげな部下には「そんなことだからダメなんだ」と叱咤激励します。悪い数字を報告してくる部下には「そういうときこそ、笑顔で報告しろ」「こういったことを乗り越えて、人間は成長するんだ。まだまだな」と発破をかけます。

 私も立場上、どうしても、ネガティブなことを言わなくてはいけないこともありますが、必ずそこにはジョークを混ぜ込み、最後には大きな声で笑い、部下の肩をポンと叩くようにしています。

 そもそも、部下も大変でしょうが、彼らを統べる私の苦労に比べたら、彼らの悩みや苦しみなど、些細なことだと思うのです。

 最近の口ぐせは「諦めなければできる」「気合いが雌雄を決する」です。

 私の上司に当たる事業部長に現状を報告するときには、もちろん、前向きな言葉ばかりを並べます。「確かにビジネスは苦しいけれど、チームは一丸となって、熱く仕事に取り組んでいます」と伝えます。

 私はもっともっと、部下には熱くなってほしいと思っています。結果が伴わないとしても、楽しく仕事をしようじゃないかと思っています。しかし、どうもその思いが伝わりきっていないようにも思います。そうでなければ、彼らもあんなに暗い顔をしないと思うのです。

 熱すぎるなどと言われることもあるのですが、隣の部署のリーダーもまた、熱い人間です。そしてチームもまた熱く成果を出しています。どうしたら、うちのメンバーのやる気に火を付けることができるでしょうか。

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「ケース4 熱い精神論。なぜ伝わる上司と伝わらない上司がいる」の著者

斉藤 秀樹

斉藤 秀樹(さいとう・ひでき)

アクションラーニングソリューションズ代表取締役

ビジネス・チームビルディングの第1人者として、コンサルタントして活躍。アクションラーニングソリューションズ代表取締役、日本チームビルディング協会代表理事。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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