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最終回 最後に「社長の報酬」の話をしよう

社長の賃上げ交渉はプロ野球選手と何が違う!?

  • 今井 隆志

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2012年11月1日(木)

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 最終回の今回は、報酬についてお話しします。社長には、しないといけない賃金交渉が二つあります。1つは、組合や社員代表との春闘交渉です。もうひとつは、いうまでもなく自分自身の給料やボーナスの交渉です。

 最初このシリーズを引き受けた時には、社員の給与に対する考え方を書くつもりでした。多くの場合、企業のコストの中で、社員の給与が占める割合は半分以上あったりしますので、給与に対する社長の考え方は企業にとって、とても重要です。しかしながら、今ひとつおもしろみに欠ける上、なまなましい話になりそうなので、社員の給与の話は別の機会にゆずるとして、今回は後者の社長の報酬について書きます。

 社長の年俸交渉はプロ野球のそれに似ているのか?

オーナー社長でない限りは、株主総会であれ、親会社であれ、取締役会であれ、報酬委員会であれ、とにかく自分の給料を、他人に決めてもらう必要があります。ある程度相場があるとはいえ、交渉事で決まるとなると、それはプロ野球選手の年俸更改交渉と似ている感があります。

 年末の新聞ネタとして恒例のプロ野球選手の年俸更改は、どのような形で進むものか、以前とても興味を覚えたものです。交渉の術がわかれば、自分の年俸の交渉にも少しは役に立つかな、というスケベ心がなかったかといえばうそになります。

 年末のスポーツ新聞には、「○○選手、年俸3億5千万円に回答を保留!」「△△選手、25%ダウンで涙の更改」などの記事が並びます。選手と球団の直接交渉で、中には激しいやりとりのある場合も多いように見受けられます。

社長の年俸交渉術

 社長の場合もこんな感じになるのでしょうか。

 結論から言うと、毎年激しい年俸の交渉があるわけではありません。思い切り大きな要求するのは、社長在任期間の中でも1回か、せいぜい2回といったところです。そして、今更私が言うことでもないですが、「カネ、カネ、カネ」の心持ちで働いてもいい結果は生まれません。結果が出れば、お金はついてくるということを覚えておいてください。

 それを理解した上で、社長としての自分の年俸の交渉術を頭の片隅に持っておくのは、私は重要なことだと思います。

 なぜなら、まず、オーナー社長でない限り、社長の給料も会社にとって、究極的にはコストの一部であること、つまり会社の業績のいい悪いにかかわらず、抑制圧力が常に働いていると言えます。ですから、ずっと黙っていたら、報酬委員会も親会社もそれほど積極的に給料条件の向上には取り組んではくれません。このような事情から、時には交渉して、大きな年俸のアップを勝ち取る気概で臨むことも必要になります。

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