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ゆでガエルは「お湯に入っている時間」を測るべきだった

2012年11月1日(木)

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 「いつの間にこんなことに!」とか、「どうしてもっと早く気付かなかった!」とか、ビジネスのシーンでよく起こります。問題が大きくなってからでは、時間も人も費用も、相当掛かります。

 ちょっとしたコツがあります。定量的な表現です。考える時に、指示する時に、確認する時に、表現をちょっと変えるだけです。それだけで、目的が明確になり、目標が明白になり、見落とし・見過ごし・見誤りを相当へらすことができるでしょう。

ゆでガエル

 「ゆでガエル」の話があります。タイミングを逃すたとえ話として、良く聞く話です。カエルは、水温を常温からゆっくり上げていくと、逃げることなく茹で上がってしまうという内容です。徐々に変化している環境を短いタームで捉えていると、変化がないように思ってしまうわけです。気が付けば、手遅れの状態になる例ですね。

 では、カエルに逃げるチャンスがあったでしょうか。能力的にはもちろんあります。飛び出すカエルを制限するモノもありません。つまり、いつでもカエルは逃げるチャンスがあったということです。ただ、逃げるという決定を下さなかったということです。

 ここに重要なヒントがあります。私たちの感覚には、早すぎる変化や遅すぎる変化に対応できないということです。生きていく上で必要な一定の範囲の中での変化しか感じることができない、「感受性の限界」があるということです。生物学的な進化の背景があるのでしょう。多少の差があったとしても、気が付けないコトもあるということです。

 つまり、兆候を見つけ出す能力が必要だというコトです。「あれっ」とか「おやっ」とか感じるかどうかです。日常多くの業務をこなす中で、いかに気が付くことができるか、できるだけコトが大きくならない間に見つけることができるか、なのです。

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「ゆでガエルは「お湯に入っている時間」を測るべきだった」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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