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自動事故回避技術、普及は「ガイアツ」頼み?

2012年11月15日(木)

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 クルマを運転中。違うCDを聴きたいと思い、ちょっと目を下に移してボタンを少し操作する。そして正面を向くと、そこには間近に迫る人影が・・・。こんなヒヤリとした経験を持つドライバーもいるのではないだろうか。

 もちろん運転中は、ドライバー自らが細心の注意を払うのが基本中の基本だ。だが、人間は必ずミスを犯す。時折起こる悲惨な自動車事故は、残念なことにその証明でもある。

 自動車メーカー各社が、こんな事故を未然に防ごうとする技術開発に本腰を入れている。トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、マツダ――。ここ2週間ほど、自動車メーカーによる安全技術の発表が相次いだ。

突然の飛び出しを自動操舵で回避

 例えば日産は、人や対向車が進行方向に突然飛び出してきた時、ハンドルを自動操舵して横に回避する技術を開発した。備え付けのカメラで避ける方向が安全だということを認識した上で、ハンドルを切る。これまでの衝突回避支援技術は、衝突前に自動でフルブレーキをかけて寸前で停止させるのが主流だったが、それでは間に合わない突然の飛び出しにも対応できる。早ければ3年以内の実用化を目指す。

 駐車場でのアクセルとブレーキの踏み間違えを制御する技術もある。カメラやセンサーで背後や前方の障害物との距離を認識し、アクセルの力を弱める仕組み、トヨタやマツダなどが披露した。ホンダは時速60Kmで走行していても、立ち止まっている人との衝突前に停止できる技術を開発した。各社はそれ以外の技術も開発している。まずは人間の間違えを防ぎやすい操作体系をつくり、その上でカメラやセンサーを駆使して事故を防ぐ。それは、システム側の裁量の範囲をどこまで広げるかという考え方に濃淡こそあれ、全社に共通したものだ。

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「自動事故回避技術、普及は「ガイアツ」頼み?」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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