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もし、ビールの泡にツリーが立っていたら…

あなどれない女子の「発信欲」

2012年11月28日(水)

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 女子、女子、女子、女子――。

 見渡す限り、女子一色。その数、500人。11月某日に「ザ・プリンスパークタワー東京」で開かれた「巨大女子会」の話だ。

 仕掛けたのは、若い女性に人気のポータルサイト「オズモール」を運営するスターツ出版。「OZmall★ガールズパーティ」と題した女子限定のイベントには、平日にもかかわらず、ドレスアップしたアラサー女性たちが大挙して訪れ、会場内は女子特有の熱気に包まれた。

 地下2階のパーティフロアには、資生堂や日本航空(JAL)、沖縄観光コンベンションビューローなど、約15の企業や団体がブースを設け、女性たちの消費意欲を取り込もうと様々な仕掛けを凝らしていた。資生堂プロデュースのメークルームでは、美容のプロのレクチャーに真剣なまなざしを向け、JALのブースではファーストクラスの体験用シートに身を預け、快適さを実感する女性たちの姿があった。

 各ブースを巡った女性たちは、19時から着席形式のディナーを味わいながら女子トークを堪能。21時過ぎからはミュージシャン、Charaのライブを楽しみ、抽選会を経て巨大女子会は終幕となった。

女性のみ500人が集まった「巨大女子会」。ジーンズをブーツインし、革ジャンを羽織って会場に潜入した記者は完全に「浮いて」いた

 参加費は1人5000円と、決して安くはない。だが、様々な体験ができるうえにディナーやミュージシャンのライブも楽しめるのなら「お得」と感じたのか、ガールズパーティの抽選倍率は10倍に上ったという。人数に換算すると、5000人以上の応募があったということだ。熱気に溢れた会場からは、女子の貪欲な消費パワーが感じられた。

SNS使用率9割、高まる女子の「発信欲」

 「東京圏は人口3670万人を抱える、世界最大の都市圏だ。都市別GDP(国内総生産)は米ニューヨークの1.7倍に相当する。この『世界ナンバーワン都市』である東京圏を活性化しないともったいない。東京OLの女子力を、その牽引役にしようと考えている」

 同日夜に行われた企業向けセミナーで、スターツ出版の菊地修一社長はそう熱弁を振るった。

 今回のイベントに参加した女性たちの平均年齢は28歳。東京を中心にほぼ全員が首都圏在住者で、うち6割を東京在勤・在住者が占める。今回のイベントに参加した500人の可処分所得は未公開だが、オズモール会員の平均月給は額面で20万円台。この金額だけを見ると決して高くはない。

 だが、実家暮らしの女性が多いこともあって、「毎月自由に使えるお金は?」との質問に半数近くが「6万円~10万円未満」と答えている(なお、同席した男性記者は「俺より小遣いが多い。これからは、飲み会で女子におごるのはやめる」などとつぶやいていた)。

 物欲、食欲、変身願望。探究心に自己研鑽欲。巨大女子会の会場では、女性たちの欲望や願望が渦を巻いていた。そんな中、記者が特に実感したのは、若い女性たちの「発信欲」の高さだ。

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「もし、ビールの泡にツリーが立っていたら…」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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