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「リーダー人財」とはどのようなものか?

2012年12月10日(月)

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 「部下に信頼されるリーダーになりたい」「すでに管理職の立場だが、もっとリーダーとして成長したい」……。そのように考えているのであれば、まず「企業として望ましい人材」、私の言葉で言えば「リーダー人財」とはどのようなものかを知る必要があります。本連載では、私が使命としている「リーダー人財の育成」というテーマを軸に、若きリーダーおよびリーダー候補生の方々に向けて、「部下から信頼されるリーダー人財の条件」をご紹介したいと思います。

 私がイメージしている「リーダー人財」とは、仕事のスキル(仕事力=技量・技能)が高い上にマインド(人間力=信頼・尊敬・意欲)にも見るべきものがある人です。

人は機能的・専門的能力で4つのタイプに分けられる

 一口にスキルと言いますが、実はスキルには3本の柱があります。この中のどれ1本が欠けていてもリーダー人財としては不完全です。3本柱とは(1)機能的・専門的能力、(2)普遍的ビジネス能力、それに(3)リーダーシップ能力の3本です。まずはこの中の(1)について述べます。

 機能的・専門的能力とはそのものズバリ、「仕事ができる」ということです。技量や技能にたけている、ということです。ビジネスとは、正しいプロセス(仕事の手順、コンプライアンス)を踏むという前提を満たしながらも、最終的には税引き後の利益という結果を出さなければサステナビリティー(持続可能性)は実現できません。

 企業にとってのボトムライン(最終結果)は税引き後の利益です。利益を出すためには社員が仕事を行い、結果を出すためのスキルが必要です。私はこのスキルを機能的・専門的能力と呼んでいます。

 機能的・専門的能力には、次に示す4つの種類があります。

 (1)の「一点深堀り型」とは、営業でも、経理でも、製造でも、人事でも何でも、一つの機能的・専門的能力を身に付けている人のことです。それも、経理に関しては人後に落ちないという高いレベルの能力です。少なくとも社内ではナンバーワンである。もしかすると業界の中でもトップレベルに入るかな、といった具合です。言い換えれば、「手にダントツレベルの職を付けており、余人を持って代え難い」という人です。

 ここでのポイントは、浅掘り型ではなく深堀りであるということです。一点深堀り型の人は、何か一つの領域に関しては深い専門性を有していますから、とりあえず「専門家」として人から認められ、尊敬されます。

 ところがよく見られるのが、一つのことに関してだけは長い経験と深い専門性を持ってはいるが、一歩でも自分の得意分野の外に出ると何も知らない、というオタク的な人です。こういう人は専門性があるのでとりあえず専門家として認められ、それなりに重用されるかもしれません。ですが気を付けないと専門家という言葉の後には馬と鹿がついてきて、いわゆる「専門馬鹿」となる危険があります。要注意です。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官