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「自分がして欲しいことと相手がして欲しいことは違う」ことを教えた方がいい

他人のためにモノを買うギフト市場

  • 田代 真人

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2012年12月14日(金)

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 年末という時期、いやおうにも消費が増える。お歳暮にクリスマス、年越しの準備も必要だ。会社員の人たちはボーナスも出るので財布の紐も緩んでいく。

 アメリカでは11月の第4木曜日の感謝祭の翌日がクリスマス商戦の始まりだそうで、多くの企業は休日になり、人々は買い物に走る。というわけで、翌日の金曜日は小売店が黒字になることからブラックフライデーと呼ばれている。

巨大なギフト市場

 この時期、日本ではお歳暮という慣習もあり、やはり消費は増えていく。とはいっても最近は個人間のこのような"儀礼ギフト"はお中元とともに少なくなっている。もちろん法人もリーマンショック以降、数を減らしているという。またコンプライアンスの観点からも少なくなっているようだ。

 それに代えてここ数年、増えているのが個人間で日常的にやり取りするギフトだ。業界では、儀礼的なものをフォーマルギフト、それ以外の日常的なギフトをカジュアルギフトと呼んでいるが、この市場が大きくなっているという。

 国内のギフト市場は、矢野経済研究所によると推測値として17兆円ほどだそうだが、そのうちカジュアルギフトは3.6兆円ほどを占める。私がいた出版業界は全体で2兆円弱の市場なので、ギフト市場の大きさは目を見張るものがある。

 通常カジュアルギフトとしてプレゼントする機会は、なにかしらの記念日が多い。誕生日、母の日、父の日、バレンタインデー、クリスマス……などなど。その他、最近は各種お祝いごとの内祝いが多いそうだ。

 内祝いとは、自分の家でのお祝いごと、たとえば出産や入学、結婚などで身内に起こった慶事のお裾分け的な意味合いで、近親者はじめ親しい人に贈り物をする慣習だ。最近では、お祝いをいただいたそのお返しのことも内祝いと言うようになっている。

 この内祝い含めカジュアルギフトが増えている理由は、昨年の大震災だ。これをきっかけに人々が"絆"を確認するという意味でもギフト業界では特需といわれるほどに贈答品のやり取りがあったという。そして、現在もそれは続いているようだ。

コミュニケーションとしてのプレゼント

 プレゼントのやり取りというのはある意味、人々のコミュニケーションの一つだ。儀礼的なものは慣習として、ときに仕方なく贈ることもあるだろう。しかしプライベートなカジュアルギフトであれば、それは贈る相手を想うことから始まるコミュニケーションなので、とても深いものでもある。

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