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今回も「ハズレ」だった新浪社長、衆院選出馬の噂

「政治」と「経営」の交差する点

2012年12月14日(金)

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 政治が動くたびに、巷間「ローソン新浪社長出馬説」が飛び交う。

 この秋口にも、知り合いの週刊誌記者から「新浪社長が次の選挙に出馬するという噂を聞いたが本当だろうか」と尋ねられた。筆者が『日経ビジネス』の連載や書籍『個を動かす』などをまとめるために新浪社長に取材を重ねていることを知っていたからだろう。新浪社長自身に出馬の意向があるかどうかその本心は知るよしもないし、もし知っていても取材を通じて知り得た情報を明かすわけにはいかないから「どうだろう。取材してみたらどうかな」とやや意地悪な答えを返したと記憶している。

 書籍執筆のために、ここ10年間の新浪社長に関する新聞や雑誌の記事で集められるものは全て蒐集して目を通したが、最も古いもので、就任からわずか1年後には「政界転身」とぶち上げていた。筆者も何度か耳にしている。言うまでもないが、今のところその全てが「ハズレ」だった。

 そうした噂は、時に、「既成事実」化を狙って(噂を立てられた当人が逃げられないように)、あるいは実際にそうした動きがあることを察知して阻止するために、担ぎ上げたい人たちやそれを止めたい人たちがリークしたものだったりするので記者にとっては扱いが難しい。少なくとも、ある政党から出馬の打診があったという事実はあるようだが、実現はしなかった。

 いずれにしても、一つはっきりしているのは、そうした噂がよく信じられて広まっている、ということだ。新浪社長が次の衆院選に出馬するらしいよ、と聞けば、いやあり得ないでしょう、と思う人よりも、いよいよかと「真に受ける」人の方がどうやら多いようなのだ。

なぜTPP賛成表明という“火中の栗”を拾ったか

 長身で精悍な外見、ローソンという組織を強力に牽引するリーダーシップに加えて、折に触れて政治や社会問題について積極的に発言する姿勢が期待させるのだろう。最近では、一部世論の反発を顧みず、原子力発電所の再稼働やTPP(環太平洋経済連携協定)への参加に「是」を唱えて議論を巻き起こした。

 自社事業にとって直接的に利がなく、むしろ、意見を異とする消費者がローソンでの購買を控えるというリスクすらあるのに火中の栗を拾う姿を見て、この人こそ私たちのリーダーにと夢想する向きもあれば、そこに「政治への野心」を見出す向きもあるに違いない。

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「今回も「ハズレ」だった新浪社長、衆院選出馬の噂」の著者

池田 信太朗

池田 信太朗(いけだ・しんたろう)

日経ビジネスオンライン編集長

2000年に日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』記者として、主に流通業界の取材に当たる。2012年『日経ビジネスDigital』のサービスを立ち上げて初代編集長、2012年9月から香港支局特派員、2015年1月から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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