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米国豆腐シェアNo.1の「超意外」な企業

「7種類の豆腐」が米国人を魅了

  • 佐藤 央明

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2012年12月19日(水)

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 ハウスは広大な市場である米国でも展開できるよう豆腐の製法を替え、大幅に賞味期限を延ばしている。「熱湯で数十分湯通しした後、冷却水で急速に冷やし、温度差で菌の増殖を抑えるようにしている」(ハウス食品国際事業本部国際事業推進部次長・渡辺昭生氏)。この製法で賞味期限は65日と各段に長くなっている。

 それでも西側から、もう1つの大消費地である東側へ運ぶのは非効率。そこでハウスは東海岸のニーズに対応するため、2006年にニューヨークの対岸、ニュージャージー州に新工場を設立。米国全土への展開が可能になったことで売り上げも大きく伸長し、ついには米国No.1豆腐メーカーの座に上り詰めた。「まだまだ東側でのシェアは低く、本格展開はこれから。今後伸びしろは十分にある」と渡辺氏は自信を見せる。

豆腐を「飲む」米国人

 ハウスは豆腐自体も米国人向けの仕様に大きく振っている。日本では和食や味噌汁、麻婆豆腐などのイメージが強いが、米国では驚くほど調理法が異なる。

 米国で人気の豆腐料理の一つは、実は「野菜炒め」。角切りにした豆腐を野菜と一緒に炒めたもので、ヘルシーな料理として人気が高い。ほかにもつぶしてひき肉代わりにして調理したり、果物などと一緒にミキサーにかけてドロドロのスムージー風にしたりと、日本ではまず考えられない使われ方をしている。

硬さに応じた調理例のイラストも描かれている

 このニーズに応えるため、ハウスは実に7種類もの硬さの豆腐を用意している。日本の木綿豆腐程度の硬さである「ミディアムファーム」を中心として、硬い方は「ファーム」「エクストラファーム」「スーパーファーム」、柔らかい方は「ソフト」「エクストラソフト」「スーパーソフト」といった具合だ。ちなみに、ソフトが日本の絹ごし豆腐程度だという。柔らかいものはスムージーに、硬いものは炒め物などに、と多様な調理法に対応している。切らなくてもよいダイス状の豆腐も売られている。

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