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社長、今年もデフレ脱却は無理ですね

「アベノミクス」に踊らない経営者

2013年1月15日(火)

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 新年を迎え、各メディアが主要企業の経営者アンケートを掲載した。株価はリーマン危機前を上回る水準に回復、為替も円安に…。鼻息の荒い見通しが並ぶ一方、悲観的な数値もある。物価だ。大半が今年もデフレ脱却は無理だとみている。

 各メディアの経営者アンケートには「景気回復元年」「円高修正進み明るさ」といった威勢の良い見出しが新春に躍った。昨年末に政権交代を果たした自民党は大胆な金融緩和と財政出動を進める「アベノミクス」によって、積年の経済課題であるデフレ脱却を目指すと強調している。景気は「気」からの文字通り、経営者のマインドは上向きつつあるようにみえる。

経済3団体の賀詞交換会で安倍首相はデフレ脱却への決意を述べた

 経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体が7日に都内で開いた新春祝賀パーティーでは、安倍晋三首相が出席した1700人を前に「久々に政府・与党として新年を迎え、6年ぶりに演壇に立った。民主党は産業界の声を聞かない傾向があったが、安部政権はデフレ、円高から脱却し、経済を成長させる」と、やや緊張した声音で決意を述べた。安倍政権の一丁目一番地の大方針である「デフレ脱却」。日銀とは政策協定の締結も視野に、昨年末から2%の物価上昇を目指す考えを繰り返している。

物価上昇率予想は軒並みゼロ

 ところが、1月3日付の読売新聞が報じた経営トップ30人に聞いた新春アンケートには、驚かされた。0%、0%、0%…。値動きが激しい生鮮食品を除く消費者物価指数の前年比上昇率に関しては、主要経営者30人のうち21人が0%と答え、プラスに転じるとの見方は極めて少なかった。みずほフィナンシャルグループの佐藤康博社長にいたってはただ1人、0.5%のマイナスと答えていた。

 足元のデフレは政府が2001年3月の月例経済報告で初めて言及した。そもそもデフレとはどういう状態を示し、どうしたら脱却したと認定できるのか。実は、政府は世界的な好景気に沸いていた2006年に明確な定義を示している。

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「社長、今年もデフレ脱却は無理ですね」の著者

馬場 燃

馬場 燃(ばば・もゆる)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社の経済部などを経て、2012年4月から日経ビジネス記者。電機・IT業界を担当している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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