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クリエイターに必要な能力は近所の学習塾で身につけた

2013年1月23日(水)

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 人には自分の人格形成上、大事な分岐点だったという時が過去の人生に何度かあると思います。この連載も7年続けていますので、自分の学生時代に遡った話や、恩師や家族の話も何度かしていますが、1つまだ紹介していない話がありました。
それは、僕が中学時代に通っていた塾の話です。

 僕は高校受験で慶應義塾高校という付属の学校に入学しましたので、塾は中学時代の3年間しか通っていません。ですが、この3年間は、僕の人格形成においては、大事な分岐点の1つだったと思います。この塾のおかげで「ぶっこむ精神」を身につけることができました。

恩師である塾長夫婦

 

 今回は、この塾について、そして、僕の人生においては必ず紹介しなければならない恩師である塾長夫婦について紹介させてください。

 まず、僕が通ったこの塾は全国どこにでもある大手の塾ではなく、地元にしかない地元密着型の個人塾でしたが、非常に塾長夫婦が熱血でした。以前この連載の記事で、受験前の1年、すなわち中学3年の時は、受験に向けてお風呂とトイレとご飯以外は勉強に費やし、学校の行きかえりは単語帳を見ながら歩いて二宮金次郎状態で通学し、大好きな週刊少年ジャンプは、購入はするけども一切手をつけず、志望校に受かった後に1年分一気読みした・・・という話をしましたが、それだけ頑張る気になったのも、この塾のおかげでした。

 毎回の塾の授業は、中学生なのに深夜24時になることもしばしば(今の時代は、それは許されなさそう・・・)、夏休みは夏期講習だけではなく、合宿で10日間、長野の民宿に泊まり、朝から深夜までぶっ続けで勉強し続けるという荒行をやっていました。

 考えてみればそこまでブッコんで1つのことを集中してやり続けるというのは、この時に身についた精神なのではないかと思います。

 よく、人の集中力には、保てる時間に限界があるというふうに言われますが、僕はこの中学時代の合宿によって、それも勝手な思いこみにすぎない、集中力っていうのは持続させようと思えばいくらでもさせられるんだということを体感させてくれた気がします。

 もちろん個人差はあるでしょうし、体質で集中が長くできない人もいるかもしれませんが、実は集中がなくなるという事実は、その大半が自分自身に自分が限界を作ってしまって与えているものなのではないかと思います。

 そういえば、糸井重里さん池谷裕二さんの共著『海馬 脳は疲れない ほぼ日ブックス』  にもそのようなことが書いてあったような記憶があります。

「ビジネスという“奇妙な冒険”」のバックナンバー

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「クリエイターに必要な能力は近所の学習塾で身につけた」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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