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「祭り」で需要を掘り起こせ

宴会芸グッズを求める人々

2013年1月16日(水)

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 いつから日本人は、これほどまでにパーティ好きになったのか――。

 2012年12月24日号「2013年ヒット商品大予測」の取材時、私は何度も驚きを覚えた。

 訪れる取材先が、最近の消費傾向として口々に「パーティ需要の本格化」を挙げたからだ。特に顕著なのがハロウィンである。

 ドン・キホーテは2012年、ハロウィンの時期にコスプレ用コスチュームが前年比150%も伸びた。同社は5年以上前から、ハロウィンを1つの商機とすべく、地道な販促活動を続けてきた。だが昨年までは泣かず飛ばず。東京・六本木などの外国人の多い店舗では盛り上がるものの、郊外・地方店などの反応は薄かったという。

 だが昨年、それが変わった。ハロウィン前には突如として、コスプレグッズが売れ始めたのだ。それもハロウィンのテーマにちなんだ魔女やガイコツなどのコスチュームばかりではない。メイド服やナース、アニメのキャラクター変身グッズまで、ありとあらゆるコスチュームが売れた。

 ハロウィン期のコスプレ特需は、楽天市場でも起こった。ハロウィングッズの売上高が例年の3倍を上回ったのだ。10月31日のハロウィン前には駆け込み特需が発生。親子で仮装グッズを買い求める動きが出たという。「これまではハロウィンの仮装グッズを買い求めるのは東京の消費者がほとんど。だが2012年は東京以上に大阪、名古屋で仮装グッズが売れた。ハロウィンにパーティを開く消費スタイルが、確実に広がっている証拠」と楽天市場事業・マーケティング部の藤田浩平部長は語る。

 コスチュームだけではない。コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンでも、「ハロウィン時期には売上高が2011年の1.2~1.3倍に跳ね上がった」(セブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖常務)という。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは10年前から秋にハロウィンの季節祭事を開催している。だが「ここ数年は冬のクリスマスイベントと並ぶ集客力となっている」(オリエンタルランドの岩瀬大輔・リゾートクリエイト部長)という。

高い集客率を誇る東京ディズニーランドのハロウィンイベント(c)Disney

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「「祭り」で需要を掘り起こせ」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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