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全長1.2キロの“巨大要塞”は、もはや「防災遺産」?

老朽化で自慢の“飛び道具”もお役ご免に

  • 渡辺 実,原 如宏

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2013年1月21日(月)

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 “防災の鬼”こと防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏に率いられ、関東大震災と東京大空襲の犠牲者が眠る両国・横網町公園の東京都慰霊堂で、大規模火災の怖さを再確認したぶら防スタッフ。続く墨田区の防災担当者へのインタビューでは、注目のスポット、東京スカイツリーの明と暗を知り、複雑な心境に。そして今回、墨田区編の締めくくりとして訪れたのは、とある団地だった――。

防災拠点の草分け「白鬚団地」を訪ねる

墨田区北部、墨堤通り沿いに建てられた白鬚東団地。写真は通り側から見た1号棟。ここから北へ、1.2キロメートルも巨大な団地が続くのだ

 墨田区総合庁舎を後にしたチームぶら防。次に向かったのは、区の北部。ここには「世界にも類のない、防災拠点がある」と渡辺氏は言う。

 街道沿い、路地の建物をチェックしながら進んでいくと、突如、巨大な団地群が目に飛び込んできた。現れたのは「都営白鬚東団地」。13階建ての建物(居住棟など)が18棟、南北1.2キロメートルにわたって並んでいる。遠目から見ると、まるで“壁”のようだ。目の前までやって来ても、その印象はほとんど変わらない。明らかに普通のマンションや都営住宅とは存在感が違う。まさに“要塞”と呼ぶに相応しい団地である。

航空写真から見ても異彩を放っている白鬚東団地。左側には隅田川、右側には荒川、左右を河川に挟まれている(出典:Googleマップ)

 「さあ、これが皆に見てほしかった白鬚の防災団地だよ」と、渡辺氏はしばし懐かしそうに団地を見上げた。

久しぶりに白鬚東団地へやって来た防災の鬼。「いやいや、この場所は思い出深いよ」と、ジッと建物の様子を眺めるのだった

 都営白鬚東団地は東に荒川、西に隅田川という河川に囲まれた地域に建つ。ここは海抜ゼロメートル地帯で知られる「江東デルタ地帯」の北端にあたる。周辺には、前回、前々回で渡辺氏も再三指摘してきた木造密集(木密)地域が広がっている。関東大震災で大規模火災が起こった墨田区。惨事を繰り返さないために作られた防災拠点の一つが、この都営白鬚東団地だ。

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