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相続人が誰もいない!

巨額の遺産を大地に還した人々

2013年2月19日(火)

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 人は財産を山ほど残しても、最期は1円たりとて、三途の川まで持っていくことはできない。だから、遺産は「相続」という手段で、配偶者や子供に受け継がれていくのだろう。言うまでもないが、受け継いだ遺産の使い方は相続人の勝手だ。

 では、相続人が存在しない場合、遺産の行方はどうなるのだろうか。

 「独身で一人っ子。両親も亡くなっており、戸籍を調べても、相続する人間が誰もいない」。そんな相続財産が宙に浮いた状態のことを、「相続人不存在」という。

相続人がいないと国庫に

 相続人不存在の状態を家庭裁判所が認定した場合、法定相続人以外の相続対象者として浮上してくるのが「特別縁故者」だ。

 「被相続人の介護や看病を尽くした」「婚姻関係にはないが長年、連れ添ってきた」など、被相続人と一定の関係性があった場合に、裁判所に申し出ることができる。裁判所の認めた特別縁故者が遺産分与を主張すれば、一部、もしくはすべてを相続することができる。

 また、相続人不存在であっても、「遺言書」が残されている場合は、それに従わなければならない。遺言書の効力は大きく、法定相続人以外に財産を分与することが可能になる。

 特別縁故者もいない、遺言書もない。そんな場合、遺産のすべては国庫に納められることになる。

「歳入決算明細書」(2010年)によると、相続人不存在によって国庫に納められた金額は、約261億7000万円にも上るという。少子高齢化や、晩婚化によって、この相続人不存在が今後、ますます増えていくことが予想される。

 ここで、ある相続人不存在の、遺産相続の例を2つご紹介したい。巨額の遺産を残して最期を迎えたAさんとBさんのケースだ。

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「相続人が誰もいない!」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官