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ヒントはいつも、自分が普段いる世界の外にある

2013年2月14日(木)

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 ビジネスの真っ只中にいると、ビジネス上の既知の能力で片づけようとしてしまいます。しかし、それが問題解決を妨げていることもあるのです。時として、非ビジネスでの能力や未知の能力が、大きなヒントをもたらしてくれる時もあるのです。

 ヒントは、常に、目の前を通り過ぎています。そのヒントを活かせる人と、活かせない人の違いは、それに気づくかどうかです。「アート作品からビジネスの本質が見えるものか」と思う人もおられるかもしれません。それは、おおきな損をされています。

 重大なヒントは、自分が普段いる世界の“外”にあるのです。

 もし今、あなたがビジネス上、ヒントが欲しいと思うのであれば、一生懸命に情報収集する手を少し休めて、是非この記事をお読みください。それが何かのヒントになるかもしれません。

ゴム印のメッセージ

 先日、あるパーティで、素敵なアーティストに会いました。ふとした日常の中から新しい世界を創作されている鈴木康広さんです。彼の作品をいくつか見せてもらいながら、くぎ付けになった作品がありました。作品タイトルは『鈴木康広《現在/過去》2002』です。まさに、『明日の決定学』の考えそのものでした。

 一見、普通のゴム印です。今でも、ゴム印を使っている組織は多いと思います。電子化も進んでいますが、まだまだ紙の資料も残っています。だから、ゴム印もなじみのあるものではないでしょうか。押せば、簡単に定型の文字が残る優れもののオフィス用品です。

 ところが、この作品のゴム印は違うのです。「現在」というハンコなのですが、紙に押すと「過去」と記されるのです。そうです。上面には「現在」になっているのに、ゴムの部分は「過去」の字が彫られているのです。「現在」のつもりで押したら、「過去」なってしまうというハンコです。何度押しても、「現在」になりません。全て「過去」なのです。

 この作品のメッセージから、私たちのビジネスを改めて考えさせられました。ビジネスとは、「押す現在」が大切なのか、「押された過去」が大切なのかことです。このハンコが決済書類に押される社長印や大きなプロジェクトの契約印だと思うと、ハッとします。

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「ヒントはいつも、自分が普段いる世界の外にある」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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