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「その男、ペテン師か英雄か」

アベノミクスで悲鳴を上げる豆腐メーカー

2013年2月26日(火)

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 「その男、ペテン師か英雄か」。

 2月25日号の日経ビジネスでは、「徹底検証アベノミクス」という巻頭特集を組んだ。

 特集の取材を進める一方で、表紙や特集タイトルのアイデアを話し合うのだが、その際に出したタイトル案の1つが、冒頭の一文である。

 安倍政権による経済政策「アベノミクス」は日本経済を瞬く間に変えた。脱デフレと円高是正に向けて、大胆な金融緩和と機動的な財政支出、成長戦略を柱に据えるという方針が出されると、たちまち円相場は下落し、株価は上昇していった。

 実際に取材を進めていても、証券会社が開催する会員向けのセミナーは熱気にあふれ、誰もが投資に前向きなコメントを繰り返した。特集内では、アベノミクスに対する経営者の評価も掲載しているが、取材でも、多くの経営者がアベノミクスに対して好意的なコメントを述べた。(2月25日号「徹底検証アベノミクス」と連動し、本日から日経ビジネスオンラインでも経営者のインタビューを公開する

 経営者の中で最も多かったのが、次のような意見である。「現段階の円安・株高は評価できる。具体的な成長戦略をどのように打ち出せるかが今後のカギになる」。

 20年以上続いた日本経済の低迷を瞬く間に一変させた様子は、まるで魔法のようにも感じられる。そこで特集の表紙案では、安倍首相を魔法使いに見立てたイラストを提案した。ほかにいくつものアイデアがあったが、そのうちの1つが下のラフである。

特集取材の早い段階で検討した表紙案の1つ。安倍晋三を魔法使いにたとえるイラストを検討していた。雰囲気を出すため、記者が色を塗ってみた(イラスト:SMO)

 安倍晋三という“魔法使い”は、本当に日本を再生することができるのか。魔法「アベノミクス」は、日本復活の秘策となるのか。それとも、童話「シンデレラ」の魔法のように、一晩経てば消えてしまう、つかの間の夢なのか。そんな思いを込めてこのアイデアを出した。重厚なテーマの割に明るすぎる雰囲気になったので、最終的にこの案はお蔵入りとなった。採用された表紙については、是非本誌を手にとって、確認してもらいたい。

 “魔法”は本当に日本全体を明るく照らすのか。取材を進める中では、“魔法”によって恩恵を受けている半面、悲鳴を上げる企業も見えてきた。その1つが、ある食品メーカーだった。

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「「その男、ペテン師か英雄か」」の著者

日野 なおみ

日野 なおみ(ひの・なおみ)

日経ビジネスクロスメディア編集長

月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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