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ヨドバシ社長が語るネット対抗の意外な“限界”

消費者に何を委ねるか

2013年3月1日(金)

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 昨年、「家電量販、『アマゾン価格』に怒り」と「こんなに安く!? アマゾン価格で値切ってみた」という2本の記事を書いた。3部作というわけでもないが、こういったネットと家電量販の攻防について、もう少しつづってみたい。

 国内の大都市近郊にお住まいの方は、ヨドバシカメラの店舗を一度は訪れたことがあるのではないだろうか。売り場面積2万平方メートル級の巨大店舗が特徴で、中でも大阪・梅田や東京・秋葉原の店舗は、売り場面積や売上高が日本どころか世界でも最大規模の家電量販店とされる。

アマゾンに負けないネットサービス

 店舗で感度の高い都市部の消費者を相手にすることが多いせいだろうか、同社はインターネットに対する取り組みも積極的だ。競合他社に先駆け、購入額に関係なくすべてのネット通販の送料を無料にしたほか、注文当日に商品を届けるサービスも主要6都市とその隣接地域で展開。当日配送でも追加料金はかからない。

 先日、米アマゾン・ドット・コムの2012年12月期の日本での売上高が約7300億円だったということが分かり、国内最大のネット通販企業ということが確認された。

 だが、そのアマゾンは昨年11月、日本の一部の商品について「あわせ買いプログラム」を導入。一度に配送する購入商品の合計が2500円以上にならないと、購入できない仕組みを取り入れた。また当日配送サービスについても、通常であれば500円かかる。「プライム」という有料会員になれば利用は無料だが、年会費は3900円だ。

 少なくともこれらの点だけを比べれば、ヨドバシのネットサービスの水準はネット専業最大手のアマゾンに勝る。2月20日には、アマゾンの最大の収益源とされる書籍のネット通販にも参入した。大規模書店並みの30万タイトルという品揃えは、順次70万超まで拡大する方針がある。また、3%のポイントもつける。

 現状、リアルの店でここまでのサービスを提供する企業はほかに例を見ない。アマゾンの対抗馬と言えば楽天の名前が挙がるのが常だが、こういった事情に詳しい人の中には、このようなサービスをもってヨドバシを意識する人もいる。

 だがヨドバシのネット通販はまだ、売上高を2014年3月期に500億円程度に引き上げることを目指すといった段階だ。企業全体の売り上げでも、アマゾンの国内規模を下回っていることが明らかになった。そんなヨドバシの藤沢昭和社長に、今後ネット対抗をしていくうえでの課題を尋ねると、意外な答えを口にした。

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「ヨドバシ社長が語るネット対抗の意外な“限界”」の著者

中川 雅之

中川 雅之(なかがわ・まさゆき)

日本経済新聞記者

2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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