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39歳は、「オレがオレが!」と私欲をぎらぎら言える最後の年かも

2013年3月27日(水)

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 そういえば先月39歳になりました。30代最後の年だということで、こりゃぼやぼやして過ごせないぞと思いましたが、多分またあっという間に1年経ち、気づいたら終わってるんだろうなという気もしています。

 ソフトバンクの孫さんは、「20代で名乗りを上げる。 30代で軍資金を貯める。 40代で一勝負かける。 50代で事業を完成させる。 60代で継承させる。」という人生設計を考えたそうです。はたして僕には、カヤックを立ち上げる時にそういった絵はあったでしょうか。否。

 そもそも「何をするかよりも誰とするか」という思いだけで立ち上げたわけですから、そういった計画性とは無縁の世界でスタートしています。向上心はあるので毎年昨年の自分を超えようと真剣に取り組む真摯さはありますが、ここまで行こうと目標や計画性をもってやるというよりは、どこまでいけるんだろう…いけるとこまでいってみよう…とそんな思いで今できることに集中してきました。

 しかも意外にしつこくこつこつやる才能も持ち合わせています。なんせこの毎週1回の連載も7年以上続けて一度も原稿を落としたことはありません。

 しかも、この原稿を書いていて気づきましたが、今年の8月でカヤックも15周年!いやぁ、毎年毎年ここまでこられただけでも、もっけもんと常にそんな思いでやっているんですけどね。

 しかしながら、考えてみれば、計画性がなく今できることに全力でスピード感をもって動くことこそが強みになる世界と一方で、何十年先までみて動かなければいけない世界があります。例えば僕らが力を入れているコンテンツ業界は前者である方がむしろ強くなり、逆にコンテンツよりもインフラ業界に近づくにつれて計画性が重要になってくる世界に入るのだと思います。

 そんな風に我武者羅にかけぬけてきたわけですが、そんな僕も20代の頃にぼんやりと思っていたことがありました。

50代、60代の時、私欲の固まりだったらいやだなぁ

 それは、年をとって、自分のことだけしか考えていないような私欲の塊のような人間だったら嫌だなあ。ということです。想像してみてください。例えば50代60代の人が、自分の欲望のためだけにギラギラ動いているのを見るとなんとなくがっかりしませんか。何歳をすぎても情熱をもって精力的に動いているのが悪いわけではありませんし、隠居しろということでもありません。私欲は若いうちに一端蹴りをつけ、年を取ったら、私心なく世のため人のために動いている人間である方が美しくないでしょか。

 20代30代は比較的オレオレと自分中心でがんばるのはありだと思います。いや、むしろその方が自然です。特に男は単純に自分がどこまで強いんだろうとか、ほかの人にできないことをどこまでできるんだろうとか、自分の腕試ししてみたい好奇心が時に強いからです。

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「39歳は、「オレがオレが!」と私欲をぎらぎら言える最後の年かも」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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