• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

噂の「ハッカソン」に密着した

企業が集う新たな出会いの場

2013年3月27日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「ハッカソン」という言葉をご存知だろうか。米西海岸で流行している企業のイベントだが、最近、日本でもあちらこちらで開かれているという。企業同士の出会いの場とも言われるハッカソンに密着した。

 1月21日、東京・品川。机とパソコンが並べられたホールは、定刻の午後1時になると、大勢の参加者でにぎわっていた。

 今回の主催者はNTTレゾナント。翌日の朝9時までとなる長丁場だ。チームとして参加する人もいれば、会場で仲間を見つけて即席のチームを編成する人もいる。社会人として名刺交換を終えると、大きな模造紙を前にソフトのアイデアを議論し始めた。

ひたすらプログラムを書き続ける 撮影:北山宏一、以下同

 夕刻が近づくとピザとビールが配られる。ビールで赤い顔になりつつも、各チームともパソコンに向かい、キーボードを叩き続ける。終電で帰宅する人もいたが、多くは居残りだ。

笑顔で「今日は徹夜」

 システム開発といえば3K職場(きつい、厳しい、帰れない。企業によっては7Kという説もある)と言われるように、普段、人材集めに苦労している。しかし、通常の業務とは違うからか、会場の雰囲気は明るい。「今日は徹夜ですわ」とぼやきつつも、表情は笑顔だ。翌朝、夜通しかけて制作した力作を審査員にプレゼンする。発表するチームには拍手が送られ、優秀作には感嘆の声が漏れる。一晩を共に過ごすことで、会場に一体感が生まれていた。

 ハッカソンは造語だ。プログラムを改良する「ハック」とマラソンをつなげたもの。週末などを利用して長時間にわたってプログラムを書き続け、力量を競うイベントが、ハッカソンになる。シリコンバレーなど米国の西海岸で盛んに行われているが、最近は日本でもハッカソンを取り入れる動きが広がっている。社内だけで単独で開催する場合もあるが、ベンチャー企業などの参加を募るケースも多い。

 社内だけで集まると、どうしても発想が似てしまう。しかし、規模も業態も違う会社から人材が集まれば、社内では考えが及ばなかったアイデアが出る。大企業が有望なベンチャーを探すきっかけにもなる。

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「噂の「ハッカソン」に密着した」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官