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え、「なめこの缶詰」?世界に誇れる“地元デザイン”見つけた!

見るだけで愛しくなる、全国47都道府県の地方スーパーに並ぶ商品たち

2013年4月16日(火)

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おいしいご当地スーパーマーケット』(ダイヤモンド・ビッグ社)

 日本の47都道府県をくまなく巡り、立ち寄ったご当地スーパーは合計約140店。買った食品は約1200品。そして生まれたのが書籍『おいしいご当地スーパーマーケット』と、d47MUSEUMというデザインミュージアムでの展示「みんなのスーパーマーケット 全国47都道府県のご当地スーパー展」である。

 これらで紹介している食品を選んだ基準は、

  1. その県発祥のスーパーで
  2. その県にあるメーカーが作ったものの中から
  3. ひとめボレした愛らしいデザインを選ぶ

 つまり、顔で選んだ。

選択基準は「見た目」。でも試食してみると外れナシ!

 あらゆる先入観……メーカーの規模も、食品の歴史も、売れ行きも地元の評判もみんな度外視して、ただ「私好みのルックス」だけで選ぶ。棚に並んでいるものにとって、実はこれほど平等な条件はないのではないかと思っている。もちろんスーパーでは(保存のきかない生鮮などを除き)隅から隅まで、本当に全ての商品を見比べた。選んだ後で、全て試食もしている。

 全都道府県分の47の展示台が並ぶミュージアムを見渡すと、麸、きな粉、はったい粉(麦粉)などがよく目立つ。訪れるお客様からは、「麸がお好きなんですか?」と何度も尋ねられるのだが、デザインで選んでみたら、結果的に麸が多くなっただけなのだ。

 しかし私も日本一周するまで、ほぼ全ての都道府県にご当地生産の麸があるとは予想もしていなかった。小麦粉に関する事情に詳しい、ある記者さんに聞いたところ、「製粉機というのは案外小さいもので、家族経営の零細企業でもその気になれば導入が可能なのです」とのこと。大企業だから、最新鋭の大きなマシーンを置いている…のではなく、単に製粉機の数が違うのだそうだ。味噌や醤油はある程度の大きさの倉や工場が必要だが、麸やきな粉は本当にどこでも作ることができるということだ。

 身体機能を維持する必須アミノ酸は、最低限穀物と豆さえ摂取すればどうにかなる(と、高校の頃に家庭科の先生が力説していた)。日本人は麸ときな粉さえあれば生きていけるのだ、と実感した。

 さて今回は、ご当地食品のパッケージデザインに目を向けてみることにする。

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「え、「なめこの缶詰」?世界に誇れる“地元デザイン”見つけた!」の著者

森井 ユカ

森井 ユカ(もりい・ゆか)

立体造形家、デザイナー、雑貨収集家

桑沢デザイン研究所卒、東京造形大学大学院修了。主な人格形成は、手塚治虫の漫画と東京12チャンネルの番組による。小さいものを作ることと愛でることが好きすぎて仕事にまでしてしまう。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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