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“ママCFO”の帰還、そして暴かれる我が社の実態

「万事順調です」と言い続けた部下がやっていた不正行為

2013年4月22日(月)

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 「“ママCFO”の帰還」――何やら前向きな感じがする。毎回の連載に付いている題名は編集者の手によるものだが今回は自分で書いてみた。

 だが残念ながら、前向きな言葉の後に「そして暴かれる我が社の実態」と続けざるを得なかった。暴いたのはCFO(最高財務責任者)の私自身である。

2年半ぶり、気分転換のつもりで仕事を再開

 2013年1月から、2歳半になる息子を学校に預け、私は2年半ぶりにオフィスへ出勤することにした。3歳にならないと幼稚園には入れないが、併設のラーニングセンターが朝から3時まで預かってくれる。

 朝、子供を学校へ送り、家に戻って洗濯と犬の世話をし、身支度をしてから車で30分ほどのところにあるオフィスに向かう。10時半から仕事を始められるものの、2時半には子供を迎えにいくから、実際に仕事ができるのは4時間程度だ。

 出勤を実際に始めてみると、あっという間に子供を迎えに行く時間が来てしまう。それでも家にずっと子供といて、落ち着いて仕事をする時間を全く取れなかったときと比べると、精神的にかなりリフレッシュできることが分かった。

 オフィスとは、アメリカ人の主人と私がラスベガスで設立し、共同経営している小企業の本社兼倉庫を指す。ビジネスの二本柱は、カジノが顧客に配るグッズの企画・販売と宝飾品を入れるトリンケットボックスの企画・販売で、どの商品も中国で製造している。

 主人がCEO(最高経営責任者)、私がCFOという役割で経営してきたが、妊娠そして出産に伴い、私は自宅に引きこもっていた(関連記事「あと10分遅れたら母子ともに助かりませんでした」「ママCFO続行? それとも専業主婦に?」)。

 オフィスに復帰するにあたって、仕事が目的ではなく、気分転換が主目的と考えるようにした。主人が出張していなければ、二人きりでランチを楽しむ。たった4時間しかオフィスにいられないから、ビジネスのオペレーションや帳簿入力など細かい業務をするには無理があるし、正直やりたくなかった。

 CEOの主人と話し合い、オフィスで私が担当する仕事を、新規事業の戦略立案など経営のトップ課題、そして財務データ分析とキャッシュフロー改善などを含めた財務戦略の二つに絞った。細かい仕事は今まで通り、帳簿を任せていたコントローラーの女性社員に担当してもらう。

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「“ママCFO”の帰還、そして暴かれる我が社の実態」の著者

上田 尊江

上田 尊江(うえだ・たかえ)

Artform LLC CFO

マネジメントコンサルタント、オンライン証券会社の創業、海外企業の日本参入支援など手がけた後、2006年より渡米、TransAction HoldingsおよびartformのCFO。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト