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前復興相離党騒動の顛末

混迷の要因は“岩手の特殊事情”

2013年5月1日(水)

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 今夏の参院選を前に民主党の参院議員の離党者が続出している。今年に入って離党を表明したのは4人で、いずれも夏の参院選で改選を迎える。低支持率で「民主の看板では戦えない」との判断が共通項だ。

止まらぬ民主の離党表明

 中でも民主に衝撃を与えたのが、岩手選挙区の公認候補だった平野達男・前復興相の離党だ。東日本大震災の復旧・復興作業の陣頭指揮を執り、抜群の知名度がある平野氏は苦戦が予想される1人区で数少ない勝利が見込める候補の1人だったからだ。

 だが、その平野氏が袋小路に陥っている。3月末に自民党からの支援に期待して離党を決意したものの、自民はすったもんだの末に岩手県連が公募手続きを経て公認申請した慶応義塾大学ラグビー部前監督の田中真一氏の擁立を決定。民主も候補者擁立に動いており、たもとを分かった生活の党の小沢一郎代表に平野氏が支援を求める可能性は限りなくゼロに近い。

 「被災地代表として復興を訴える県民党を目指し、草の根選挙を展開したい」と語る平野氏だが、政党の支援や支援団体の組織票を失い、資金面や全県に支援の輪を広げるための足場の無さなど不安要素は尽きない。

 自らを窮地に陥らすような行動をなぜ平野氏は選んだのか。小沢氏の影響力がなお強いという岩手の“特殊事情”抜きに一連の騒動の顛末は語れない。

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「前復興相離党騒動の顛末」の著者

安藤 毅

安藤 毅(あんどう・たけし)

日経ビジネス編集委員

日本経済新聞社で経済部、政治部などを経て2010年4月から日経ビジネス記者。2012年4月から現職。政治、経済政策を中心に執筆している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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