• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

塩辛に透ける「商人」の思い

「道の駅」取材は楽しくて“美味しい”

2013年5月2日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 まろやかな口当たり、噛み締めるたびに押し寄せるイカの旨み。程よい塩味に適度な歯応え。ご飯が進む――。

 日経ビジネス4月22日号「『道の駅』は地方を救う」の取材で全国を巡った際、とある道の駅で絶品の塩辛に出合った。

 その塩辛を売る店とは、海産物店「駿河屋賀兵衛」。東名高速道路の富士川サービスエリア(SA)に直結する道の駅「富士川楽座」(静岡県富士市)の中にある。

駿河屋賀兵衛にずらっと並ぶ塩辛(写真:大高和康)

心機一転、「楽座」で花開いた夢

 「座して死を待つよりも、新しいものに取り組んでみようと思った」。そう語るのは、駿河屋賀兵衛の渡辺秀樹専務だ。

 渡辺専務はもともと地元で本屋を経営していたが、地域経済が低迷を続ける中、「今後、商売を何年続けられるのか分からない」と痛感。心機一転、楽座に夢をかけた。

 駿河屋賀兵衛は2000年3月、楽座開業とともにオープンした。そこで始めたのが、寿司のテイクアウトをはじめとした水産物販売だ。鮮度管理を徹底し、持ち帰りや宅配方法を整えることで、当時初めて高速道路上での生ネタ寿司や冷凍マグロの販売を開始した。塩辛は常時数十種類が並び、多くのリピーターを獲得している。

 駿河屋賀兵衛は、近隣の住民に加えて、観光客の心も捉え、2011年には年間2億9500万円を売り上げる規模にまで成長した。昨年9月には静岡伊勢丹に塩辛と寿司の専門店を新規出店したのに加え、今年5月には東京への進出も計画している。道の駅から生まれた塩辛が、全国へ飛び出そうとしている。

駿河屋賀兵衛の塩辛は、ネット通販でも取り扱っている

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「塩辛に透ける「商人」の思い」の著者

森岡 大地

森岡 大地(もりおか・たいち)

日経トレンディ記者

2006年、日経トレンディ記者、2013年、日経ビジネス記者、2014年に日経トレンディ記者。“イクメン”を目指し、仕事との両立に奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官